ウザい!イタい!オッサンのSNS
「仕事で知り合った50代の人とフェイスブックで友達になったら、1日15件ぐらい投稿するんですよ。しかもブログのように長い。タイムラインが占領されちゃって、非表示にしました。その人、友達が180人もいるのに『いいね!』が少ないから、みんな非表示にしてるのかも…」(30代女性)
最近、この手の話をよく聞く。フェイスブックやツイッターのタイムラインがオッサンだらけ。しかも内容がどうも気持ち悪い、と。以下は、20~30代男女の声である。
「顔文字を多用したりする“ぶりっこおじさん”がけっこういる。『50にして花粉症デビューなにょだ~!w▼ ̄□ ̄;▼!ギャァー』とか」
「『会社なうでゴンザレス』などと寒いギャグをかます」
「毎日、自作の長文ポエムをFBに投稿してシェアするおじさんがいます。『人はみな 人生という坂道を 登っていく旅人さ(以下、長文ポエム略)ってこれオイラの新作!』…。これを受け入れる心の広い人がどれだけいるのだろうか?」
「セミナーとかに行った“意識高い”系の投稿。『ソーシャルメディアがいかに世界を変えるのかを実感(と業界人ぽい内容を長々と書いたあと)小生はこれを何に生かすのか、って疑問はあるけど(汗』とか。50代で会社をリストラに近い形で辞めて独立した人なので……寂しいか、暇なのかも」
もちろん、当のオッサンの中でも、違和感を持っている人は多い。
「50代の男5人で、“知る人ぞ知る飲み屋”に行ったとき、料理が出てきた瞬間に、僕以外の全員がサッとスマホを出して撮影。SNSに投稿してた。気持ち悪いよねー」(55歳・男)
若いモンの投稿にも変なのは多いが、筆者がオッサンだと「半世紀生きてきて、それかい……」と寒さもひとしおなのである。
3/18発売の週刊SPA!「オッサンのSNSが気持ち悪い!」では、SNSで変にハジけて空回りする様子をリポート。『ソーシャルもうええねん』の著者・村上福之氏と、辛口ブログが人気の永江一石氏の対談も。誌上で紹介する、オッサンたちの戦慄すべき投稿に身悶えしてほしい。 <文/週刊SPA!編集部>
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