【将棋電王戦第5局観戦記4】「わからない」は何だったのか? プロ棋士・将棋ファンたちの検討

第5局の終局後、インターネット上では、将棋ファンやプロ棋士たちによって、さまざまな感想や、「わからない」を解明する検討が披露されている。その一部を以下に紹介する。

◆GPS将棋の1手は、30年前に出現していた!?



※本局の「GPS将棋」の仕掛けの形が、先後逆で戦型も少し異なるが、1982年の塚田泰明九段と田中寅彦九段の将棋に部分的にあらわれていたという指摘。「GPS将棋」のデータベースには入っていないはずの対局だが、約30年前の塚田九段の攻めを真似たような一手を指していたと言うことができる。ちなみに「@itumon」氏は将棋ファンの間ではトップクラスのプロ棋士並みの棋力を持つことで知られる。将棋界の「紫のバラの人」または「タキシード仮面」のような、正体不明の謎の人物だ。

◆ GPS将棋が新しい定跡を生んだ!?

電王戦終わる。 – 渡辺明ブログ
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/131f77daa324eed4ffdbf4628463a1ad

※現在の将棋界の第一人者である渡辺明竜王による本局の感想。「GPS将棋」の指し手が新しい定跡を作った可能性もあると、驚きをもって紹介している。

◆プロ棋士による検討はつづく

電王戦第5局のGPS将棋の読み筋を精査してみました: 遠山雄亮のファニースペース
http://chama258.seesaa.net/article/357010130.html

※遠山雄亮五段による検討。「GPS将棋」の読み筋を見ながら、プロ棋士的に違和感のあった一手の背景にあったものを具体的に解明する試み。


『第2回 将棋電王戦』の模様は、ニコニコ生放送のタイムシフト機能により、全局無料で視聴することができる(niconicoの一般会員アカウント登録が必要)。長時間の対局だが、時間が許す読者の方には、ぜひその一部でもご覧いただきたい。また『PRIDE』の選手紹介映像で知られる佐藤大輔氏が手がけた各対局のPVは、アカウント登録も不要で視聴が可能だ。筆者は何度も泣かされてしまったので公正な判断はしかねるが、素晴らしいPVであることは間違いないので、こちらもぜひご覧いただきたい。 <取材・文/坂本寛 撮影/林健太>

将棋電王戦

『第2回 将棋電王戦』対局者一同。

◆第2回将棋電王戦 特設ページ
http://ex.nicovideo.jp/denousen2013/

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