赤面性、あがり性、人間嫌いでも「人脈拡大」はできる
◆赤面性、あがり性、人間嫌いの僕が2年間で人脈拡大に成功したワケ
親しい友人ゼロの状態から、「たった2年で2000人を超える人々との出会いの場をつくり出した」という石崎秀穂氏。もともと、人間嫌いで、あがり性の赤面性。しかも、その本質は2年たったいまも変わっていないと豪語する。
それでも人脈を急拡大することができた秘訣とは?
「キッカケは100%の自分の姿を知っているのは、世界で自分だけだと気づいたことです。他人から見える部分はごくわずか。つまり、本質を変えなくても、他人から見える10%の自分。その見せ方を変えれば、相手が勝手に誤解してくれる。僕自身、人間嫌いはいまも変わっていませんが、相手の心に響く話し方をすることで、周りは人付き合いが好きな男だと勘違いしてくれました」
心に響く話し方。かなり高度なテクニックになりそうだが……。
「原則はひとつだけ。相手のニーズを予測することです。そのとき、重要になるのがどこで出会ったか。
僕の場合、最初はセミナーやイベントのうち、悩みが深刻な人の集まるイベントに参加しました。なぜなら、深刻な悩みであればあるほど、相手のニーズを予測しやすいからです。相手がどんなエリートビジネスマンでも、“モテない”“つらい”という悩みと共通項で会話が響き合いますから」
では、そうして出会った人たちをどう繋げていったのか。
「自分が幹事役になり、パーソナルな男飲みの席を月に1回ペースで開催。参加者は毎回6~10人です。その場では、婚活イベントで知り合ったAさんと、パーティで出会ったBさんが、僕を介して知人になっていく。すると、今度はAさんとBさんが友人を誘って開いた会に呼んでくれる。そうやって自分を中心に人が知り合い集まっていく快感。これがモチベーションになり、人付き合いが苦手なまま2年間で500人を超えるネットワークができました」
そこで得たものは?
「普段出会う機会のない職種の人とも交流が生まれ、世界がぐっと広がりましたね。それが出版プロデュースにも結びつき、男飲みで出会ったエリート商社マンの手帳術の本を企画・出版。また、一歩二歩と踏み込んだ付き合いも増えていき、深い話のできる友人も。寂しさは解消され、彼女をつくるのに困らなくなりました」
― 平凡なのになぜか成功する男の共通点【7】 ―
『基本にカエル英語の本』 わかりやすい日本語とイラストで、英文法の仕組みを学習 |
ハッシュタグ