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「ぼっち検定」が拡散。孤独はどこまでネタになる?

お一人様専門店も登場し、世は「一人客」に対し、受け入れ態勢を整えつつある。半面、仲間と過ごす人を“リア充”と呼び、一人でいることを“ぼっち”と自虐する層も増えている。果たして、「ぼっち」での行動はどこまで許容され、どこで屈辱を感じるのか。孤独感が浮き彫りになる休日に絞って、「ぼっち」の「OK/屈辱」の分水嶺を探った!

◆ネタ化する「孤独」の裏にある心理に迫る

おひとりさま, やってみた 民間研究機関「ニッセイ基礎研究所」が’11年に行った調査によると、「自宅で死亡し、発見まで2日以上経過」を孤独死と定義した場合、65歳以上の孤独死推計値は2万6821人にも上るとされている。

 また、’10年に放送されたNHKスペシャル「無縁社会 ~“無縁死” 3万2千人の衝撃~」では、番組タイトルにもあるように「身元不明で自殺と見られる死者」や「行き倒れ死」といった“無縁死”が、いまや年間3万2000件に及ぶことが報じられ、社会に大きな衝撃を与えた。

 かように、現代の日本人にとっては「孤独」であることは、社会不安を構成する大きな要素となっているのは間違いないであろう。

 そんななか、ネットでは、孤独を“ぼっち”という言葉に置き換えて、自嘲しつつもカジュアルにネタ化する風潮が目立っている。

 少し前に、【ぼっち検定】()なるネタツイートが2000RTを超える人気ツイートとして拡散し、話題になったのもその証左であろう。

※【ぼっち検定】の画像はコチラ
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=441296


ぼっち このツイートを目にすると、ある者は自身の身と照らし合わせて自嘲し、またある者は「これくらい普通だ」と否定した。

 果たして、「ぼっち」での外出や行動はどこまでが許容され、どこからが屈辱になるのか? そこでSPA!は、「ぼっち」たちは普段、休日に外で過ごす場合どこに行くのか? 動態調査を実施した。

 孤独・単身を「ネタ」として消化する現代日本人。「ぼっち」行動のメンタリティとは一体どのようになっているのだろうか?

⇒【休日ぼっち100人アンケート】休日は一人で過ごしたい。でも将来は不安 https://nikkan-spa.jp/442240

取材・文/朝井麻由美
― 「ぼっち」休日動態調査【1】 ―





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