休日は一人で過ごしたい。でも将来は不安――休日ぼっち100人アンケート
―[「ぼっち」休日動態調査]―
お一人様専門店も登場し、世は「一人客」に対し、受け入れ態勢を整えつつある。半面、仲間と過ごす人を“リア充”と呼び、一人でいることを“ぼっち”と自虐する層も増えている。果たして、「ぼっち」での行動はどこまで許容され、どこで屈辱を感じるのか。孤独感が浮き彫りになる休日に絞って、「ぼっち」の「OK/屈辱」の分水嶺を探った!
◆休日ぼっち100人にアンケート
調査は、休日を一人で過ごすことのほうが多い25~49歳の未婚の男女100人を対象に行った。
まず、大前提として「ぼっち」で過ごすことが多い人は、そのことについてどう思っているのか?
調査の結果、誰かと過ごすよりも一人で過ごすほうが好きで(Q1)、それがみじめだとは思わない(Q2)人が大半ということが判明した。
しかし、「一生休日を一人ぼっちで過ごすのに抵抗はないか?」との問いには87%が「いいえ」と回答。ここから、彼ら「ぼっち」は、孤独な状況が永久に続くことを漠然と不安視しつつも、自らの現状を肯定せざるを得ない心情であることが浮かび上がってくる。
また、トレンドなどの「世間」が色濃く反映されている街を好まない傾向も明らかになった。
Q1:休日に一人で過ごすことと、誰かと過ごすこと、どちらが好きですか?
・一人で過ごすのが好き 89%
・誰かと過ごすのが好き 11%
Q2:休日に「一人ぼっち」はみじめだと思いますか?
・はい 16%
・いいえ 84%
●行きたくない街ランキング
1位:渋谷
2位:六本木
3位:お台場
4位:代官山
5位:恵比寿
取材・文/朝井麻由美
― 「ぼっち」休日動態調査【2】 ― ハッシュタグ