女から「痛い」と思われてしまう男の言動
週刊SPA!9月24日発売号では「痛男(イタメン)検定」として、男性のゲスな下心やカッコ悪いプライドが“(本人は隠しているつもりなのに)漏れ出てしまっている度”を、女性200人の意見をベースに診断。監修は、本誌で「痛男!」を好評連載中の犬山紙子氏だ。(新刊「高学歴男はなぜモテないのか」も好評発売中)
本検定を実際に35歳~45歳の独身男性に受けてもらったところ、ぶっちぎりで成績が悪かった(女から「痛い」と思われてしまう回答を選んだ人が最も多かった)問いがこちら。
Q 「『風立ちぬ』ってどうだった?」と聞かれたら、なんと答える?(観ていない人は、観たつもりになって「普段の自分が言いそうな答え」に一番近いものを選べ)
A 「泣いた!」
B 「ものづくりに携わる人間は必見」
C 「宮崎節全開って感じ」
D 「もう4回見たわ~」
この中で最も「痛い」とされたのはC「宮崎節全開って感じ」(76%の女性がNG判定)。「誰もが使ってそうな薄っぺらいフレーズで映画通を気取ろうとするのが痛い」(29歳・IT)。
実際にネット上でも散見された、B「ものづくりに携わる人間は必見」のような共感系コメントも、一見いいことを言っている風だが、NG判定67%と酷い結果に。「エンタメでいちいち『気づきを得た俺アピール』しようとしているのが痛い」(28歳・秘書)
リアル地獄のミサワとも言うべきD「もう4回も観たわ~」は熱中度アピールだが、女たちからは「C」の亜種と見なされて判定NG60%をマーク。「『4回も観に行くオレすげー』ではなく、『4回も行きたくなる映画』を語ってほしい」(28歳・広告)。
これらが問題なのは、映画の感想にかこつけて「俺アピール」をしようとしているかのように感じられる点。男性だって、ストレートな自分語りが女に嫌われるということくらいはわかっているはず。だからと言って、映画の感想だったり、仕事の相談だったりといった「偽装」をかませば、ウザがられることなく俺アピールができると考えるのは浅はかというものだ。あまり女性を見くびるものではない。
というわけで、ここではあんまり頭のよくなさそうなA「泣いた!」がベストアンサー(NG判定35%)に。これとて「感受性の強いオレ」アピールが多少含まれているわけだが、上の3つのほうがより鼻持ちならないというわけだ。
「痛男検定」は全20問。ぜひSPA!本誌で、あなたの「痛男度」を確認してほしい。 <文/週刊SPA!編集部 撮影/高仲建次>
他人にスゴイと思われたい、一目置かれたい、モテたい……そんな思いは、人間誰しも持っているもの。だが、それがオモテに出てしまうと、途端に「痛い人」になってしまう。
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