エコカー“速さと燃費を両立させる走り方”に正解はない!?
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◆初代プリウスで「エコカーカップ」に参戦してみた【後編】
2時間後のゴール目指してスタート! 燃費度外視でレースでの勝利だけを狙うクルマあり、完全燃費狙いのクルマあり、その中間で総合優勝を狙うチームあり。どれが正解かはまったくわからない。速さがすべてのフツーのレースでは味わえない、このパズル的な難解さがイイ!
エコカーレースつっても、ノロノロ走りゃいいってもんじゃない。カーブの手前でブレーキを踏めば、その分アクセル踏んで再加速しなきゃなんないでしょ? そうするとガソリンを食う。だから減速は最低限に。しかも、なるべくいっぱい充電するように調整しつつだ。そこんとこ、一般道も同じだから注意してね。おかげで大和は、カーブのたびに引っ繰り返りそうだった。
このようにして我々は、リッター18kmくらいを目安にぐわ~っとノロノロ激走を続けた。結果は……。
給油量では総合12位、速さで51位。トータル30位! この、最も戦闘力の劣るマシンで60台中30位は凄え! 当然クラス優勝をゲット。クラス1台だけど。大勝利だ!
燃費だけを見ると、大和を上回ったのは現行プリウスのみ。先代プリウスも最新のフィットHVもプリウスαもレクサスCT200hもすべて撃破! 今まで公道燃費対決で無敵の快進撃を続けてきたのは、フロックじゃなかったぜ!
ノーマル車で実質的な優勝を果たしたのはホンダCR-Z(総合4位)。燃費ではプリウスに劣るが、さすがスポーツカーだけにカーブが速く、速さと燃費を見事に両立させた。
「僕のCR-Zは6速MTなんで、ほぼすべて6速で走りました。キモは、最低速度と最高速度の差を可能な限り小さくすること。最低56km、ストレートでも最高110kmくらいに抑えましたよ」(総合4位の五味康隆選手・談)
なるほど……。大和じゃ最低速度47kmが精一杯だったからなぁ。一般道でも、速度の差を小さくすることは低燃費のキモですぜ。
ちなみに、速さで優勝したレクサスLS600は、燃費はたったのリッター5.3km! BMW X6もリッター6.5km! ハイブリッドカーっつったって、全部が燃費いいわけじゃないからね。
【結論】
“速さと燃費を両立させる走り方”に、絶対的な正解はナイ! それだけに猛烈に奥が深くてオモシロイっす! 富士のエコカーカップ最高! そして大和最高! 来年はさらに上位進出を狙うぜ(どうやって?)
◆主な参加者の燃費
各車種ごとに燃費トップのクルマで比較(改造車は除外)3代目はともかく、2代目に勝利した大和(初代プリウス)は立派。ちなみにゼッケンはなぜ458なのか、おわかりいただけますでしょうか?(※は参加が1台のみ △は諸事情により2位車の数字)
- プリウスα※(レース40位)
- 大和(初代プリウス)※(レース51位)
- レクサスLS600h※(レース優勝)
- 2代目プリウス△(レース57位)
- BMW X6アクティブハイブリッド※(レース6位)
- CR-Z(レース8位)
- レクサスCT200h(レース17位)
- フィットHV※(レース26位)
- 3代目プリウス(レース53位)
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