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JPX日経400入れ替え銘柄を今から仕込む方法

2014年から新しい株価指数「JPX日経インデックス400」の算出がスタートした。優良銘柄だけで構成されるという新指数を使った投資戦略を専門家に聞いた ◆「JPX日経400」入れ替え銘柄を今から仕込む方法【中編】 ⇒【前編】『今さら聞けない「JPX日経400」とは?』
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藤本誠之氏

藤本誠之氏

 SBI証券の藤本誠之氏、新指数は「買い」と期待を寄せる。 「連動する投資信託やETF(上場投資信託)の買い需要が発生するうえ、120兆円超の運用資産を持つ国内最大の機関投資家である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も、運用のベンチマークとして採用を検討中といわれています。もしこれが実現すれば、構成銘柄の株価に与えるインパクトは非常に大きい」  ただし、新指数も万能ではない。藤本氏は、「過去3年のデータを使うという性質上、株価のピークを過ぎた銘柄も組み入れられてしまう」と懸念する。 「採用されるのは過去の業績が良かった銘柄で、今後業績が良くなる見込みの銘柄ではない」  DZHフィナンシャルリサーチの楠千弘氏も、「構成銘柄の多くはすでにかなり買われており、足元ではやや買いにくい状態」と話す。  それでも、単に構成銘柄を買うだけが能ではない。新指数では、毎年8月に銘柄の入れ替えを行うことが決まっており、基準から外れた銘柄を除外したり、新たに基準を満たした銘柄を組み入れることになる。藤本氏は、この銘柄入れ替えを狙った投資術を提案する。 「過去3年のデータを見れば新規採用されそうな銘柄や外れそうな銘柄はある程度予想できます。そこを先回りして投資するのです」  なかでも藤本氏が特に注目するのは、’10年12月に上場した大塚ホールディングスだ。 「新指数に採用されるには基準月の8月に上場後3年を経過している必要があり、現状では対象外。しかし他の条件は軽くクリアしている優良銘柄なので、8月に新規採用される可能性は高い」  同じ理由で、’13年に上場したサントリー食品インターナショナルも、このままいけば3年後の組み入れは濃厚だという。また、採用条件のひとつである営業利益は過去3年間の平均ではなく単純合計を見るので、直近で業績を大きく伸ばした企業が新たに組み入れられることも考えられる。 ⇒【後編】『「JPX日経400銘柄」のオススメを公開』に続く
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<藤本誠之氏推薦>JPX日経インデックス400に関連して狙うべき銘柄 ●大塚ホールディングス【東1・4578】 現在株価:3166円⇒目標株価:4000円 ●日本コークス工業【東1・3315】 現在株価:144円⇒目標株価:200円 ●ロート製薬【東1・4527】 現在株価:1674円⇒目標株価:2500円 【藤本誠之氏】 SBI証券 シニアマーケットアナリスト。確度の高い予想と市場分析で人気の「相場の福の神」。日本証券アナリスト協会検定会員、ITストラテジスト 【楠 千弘氏】 DZHフィナンシャルリサーチ アナリスト。スイス銀行株式調査アシスタント、国内証券調査部を経て現職。ファンダメンタルと定量分析を駆使した銘柄選定に定評 ※株価は1月29日の終値 ― JPX日経400入れ替え銘柄を今から仕込む方法【2】 ―
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