株価だけでなく“仮想通貨も大暴落”…「貯金を仮想通貨に全ツッパ」した男の損失額は?
『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』の作者であるハッシー橋本が、漫画で稼いだカネで“怪しい投資”に挑む実録マンガ。一般の人が手を出しにくい投資を攻略して“億り人”になることはできるのか——。
えー、投資家のみなさん。世界金融のお通夜会場へようこそお越しくださいました。
日経平均株価、世界の株式市場、NISA、仮想通貨、と急に暴落しましたね。俺は今のところ150万円以上の損失をくらっております……。
なんで? なんかあった? マジワケわかんないんだけど……。
いや、もう本当に恐ろしい。相場は恐ろしい。
最近、積立NISAを始めた人が慌てているのをXで見ましたが、その人はNISAをやめようとしていました。
ひとこと言っておくと、積み立て投資は途中でやめるものじゃないですよ。下がったら売るなんてやってたら、そりゃ損するに決まってます。感情を抜きにして毎月決まった日に積み立てをするからアガリが出るものなんです。
仮想通貨をやっていると、暴落は“腹痛くらいの頻度”でやってきます(腹痛になる頻度は個人差がありますが……)。俺自身も暴落に慣れてはいますが、まさに腹痛のように「我慢はできるけど痛いのは痛い」のです。
ただ、ずーっと痛いわけではないので、いつかは治まり、また上向きになるはずですが……。憂鬱なんですよね。「元に戻らなかったらどうしよう」と不安になるでしょう。そのとき受けた痛みで、悪い方悪い方に考えてしまいます。
そんなときは、一度投資のことなんか忘れましょう! 一生懸命仕事するのが1番良い治療法だと思います!
漫画・文/ハッシー橋本愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 Twitter @hashimotosan84
百六十三話 急落
必ずまた上向きになるはず
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