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小学校教員「テストの採点は心の休まる時間」

小学校,先生,職業 好きで選んだ仕事でも、全部が好きなわけじゃない。一連の業務のなかで「これはイヤ!」と敬遠される作業もやっぱりあって……。ハタから見ているだけではわからない、そんな現場のホンネをピックアップ。いやはや世の中に楽な仕事はありませんなー。ここでは、小学校教諭の「好きな作業」と「嫌いな作業」を紹介しよう。  教員歴2年目の小学校教員(23歳・女)はテストの採点がお好み。 「比較的誰にも邪魔されずに一人で集中してできる作業なので。普通のOLさんなら、お昼休みとか休憩時間に一人の時間を持てるじゃないですか。でも小学校の先生は児童と一緒に給食を食べなくちゃいけなかったりして、一人になれる時間ってほぼないんです。だから採点は唯一、心の休まる時間」  しかし、デスクワークなら何でも好きかというとそうでもない。 「成績表の学習や学校生活の様子を記入する欄を書くのは疲れる。成績のいい子やいろいろ問題がある子は書くネタに困らないんですけど、よくも悪くも普通の子は書くことがなくて悩みます」  それ以上に嫌いなのが電話対応。 「夕方にかかってくる電話は保護者の方からのクレームが多く、ほとんどが『○○君にうちの子が意地悪されて』みたいな内容。当事者の子はもう帰っちゃっているので、電話口ではとりあえず謝るしかなくて……苦痛ですね」  現在発売中の『週刊SPA!』4/22発売号では、「職業別[好きな作業/嫌いな作業](秘)報告」という特集を掲載中。看護師、CAからクレーンオペレーターまで、18業種の日常作業の実態に迫っている。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
週刊SPA!4/29・5/6合併号(4/22発売)

表紙の人/橋本環奈

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