4人家族で37平米のマンション暮らしもリノベならアリ!?
住まい選びの際、「広さ」は重要な検討項目の1つ。特にマンションの場合、ファミリーで住むなら最低60~80平米くらいの広さは欲しいところだろう。しかし、当然のことながら広くなるほど価格もアップする。だが、諦めるのはまだ早い。手頃な価格のコンパクトな物件を買ってリノベで広く使えるようにする、という手がある。
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しかし、エリア内にファミリー用の物件が少なく、あってもリフォーム済み物件ばかりだった。たまたま見つけたこのマンションは知り合いが住んでいたこともあって安心感があり、価格も手頃だったことから購入を決めた。「住み慣れたエリアで暮らしたかったし、駅からも近いので、広さはそれほど気になりませんでした」と夫妻。
実は購入したのは2010年の秋で、そのままでもなんとか住める状態だったため、2年ほど住んだ後、たまたま空きがあった同じマンションの別の部屋を借りて、2か月ほど仮住まいをしながらリノベーションした。
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壁をフル活用して棚を造り付け、上部がロフトになった収納室をつくって集中的に収納することで室内をスッキリと保つ工夫も。そして圧巻は小上がりに内蔵されたベッド。コンパクトな空間を何倍も広く使えて、しかも楽しい。リノベだからこそ実現した空間と言えるだろう。 <取材・文/リライフプラス編集部 撮影/山田耕司>
●リノベーション情報サイト・「リノベりす」 http://renoverisu.jp/
●取材協力 kurachiffon http://www.kurachiffon.com/
例えば、ダイニングも兼ねた長さ3mのキッチンでくつろぐ折尾さんの家は、広さ37平米。台東区内にある築38年の中古マンションを980万円で購入し、約650万円かけてリノベした。地下鉄の駅からは徒歩3分と便利な立地。限られた空間を立体的に捉え、1つのスペースを何通りにも使えるよう工夫することで、コンパクトなスペースを快適に住みこなしている。
「以前もこの近くに住んでいて、広さは50平米でした。1階だったので風通しが悪くて長女が喘息気味になってしまい、日当り重視で近くで家を探そう、ということになりました」と話すのは妻であり、この家の設計者でもある瀧内さん。
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