洗濯機、食洗機、コーヒーメーカーで料理を作ってみた
―[あの商品の“意外な”使われ方]―
時として、決まりきった使用方法を無視して予想外の使い方をする人々がいる。果たしてこれらはイノベーションなのか、無謀な行為なのか?そんな「意外な使用方法」を集め、検証してみた。
◆食洗機で調理する強者に胃薬が創出するインドの味
「オムレツがふわふわに」(30歳・女)、「炒飯がパラパラに」(44歳・男)など、乳化した油が作用し、調味料としてではない機能を発揮するのがマヨネーズ。一方、調味料ですらないのに、妙な効果を発揮するものも。それは、「太田胃酸」。
「カレーの隠し味に投入すると、本場の味わいになる」というのは複数から得た証言だ。
そして、調理器具も「専用」のものがなくたってどうにかするのが「代用品派」の逞しいところ。
ただ、「ガスコンロのグリルでトーストを焼く」(37歳・女)との意見には頷けるが「食洗機で魚を調理する」(40歳・女)には驚きだ。
「魚をアルミホイルで防水して投入、水温を70℃にすれば茹であがる」とのこと。焼いたほうが早い気も。
また、「料理を日持ちさせるため圧力鍋を使う」(30歳・男)との証言も実は、科学的根拠に基づくもの。
「加圧調理はある程度、耐熱性の細菌を殺せるので、冷蔵と組み合わせれば食品の長持ちが期待できる」(神奈川工科大学澤井淳教授)という。まさに「料理は科学」だった。
◆コーヒーメーカーで→お手軽料理が作れるがお手入れはしっかりと
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=979527
コーヒーメーカーは蒸らして沸かす機能があり、料理に使用できる。粉を入れる部分にブロッコリーなどの野菜、コーヒー受けには鮭などの切り身魚に下味をつけて入れる。4~5人分の水量でスタートすれば、簡単プレートの完成。味は後で好みに調節しよう。
◆洗濯機で→野菜やタコの脱水に使える!?
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