どっちが臭い!? 終電後の「ネットカフェ vs カプセルホテル」
夏ともなると、暑さもさることながら、立ち上る汗の臭いに加えて、生乾きのシャツの臭いに加齢臭、その他諸々の臭気が立ち上るのが厳しい季節でもある。
夏の「悪臭スポット」はどこが厳しいのか? 臭気計と臭気判定士と共に、街の「悪臭地帯」を探ってみた。
取材班が調査対象として向かったのは、大型駅前のネットカフェ。蒸し暑い外気から、中に入るとエアコンが聞いており、一息ついた……と思ったら違った。なんと、受け付けの時点で酸味を帯びた臭いがしているではないか。嫌な予感がしつつも個室型ブースに向かうと、どこからか足の垢が発酵し尽くしたとみられる、納豆風の腐臭が立ちのぼる。思わず顔をゆがませて通過するも、記者のブースはその発生源のすぐ隣だった。臭気計の数値は165。店舗自体が空調完備されていたとしても、密集した個室群である。やはり、発生源の近くに運悪く配置されるとかなり厳しい状況になりそうだ。
続いて取材班が向かったのは、都内にあるネットで低評価のカプセルホテル。こちらは、脱衣所が非常にクサい。生乾きのTシャツと丸一日はいた靴下でいっぱいになった部屋にいるようだ。いや~な気分でカプセルが並ぶ部屋に入るとここもカビクサかった。空気清浄機は複数稼働しているものの、むしろカビをまき散らしているだけなのでは……。数値は91だった。
数値的には圧倒的にネカフェだったが、店内全体にカビ臭さや臭気が漂っているということを考えると、カプセルホテルもそうとう厳しいことになりそうだ。
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