偏差値45・Fラン大卒のサラリーマンが年収750万円――男35歳、低学歴ハッピーになれた理由とは?
学歴不問の採用スタイルを導入する企業も珍しくないが、そうはいっても結局、高学歴者がいい会社に入って高い収入を獲得するのが世の常。しかし、「高学歴貧困」が社会問題化していることからも、その逆もまた一定数存在する。三流大学出身でも、入った会社で頭角を現し、高年収を獲得しているケースも! 逆転現象は一体なぜ起きるのか? 実例に迫る!
【M大学(偏差値45)】
…経営学部卒/銀行関連会社勤務/年収750万円/35歳
大学別の偏差値ランキングで、堂々Fラン認定のM大学出身の内藤陽介さん(仮名)。「大学時代はサークル活動に没頭していたせいで、成績も悪かったし、資格もまったくなかった」と就職するには不利な条件が揃っていたが、大手銀行の関連会社に内定し、現在の年収は750万円だ。
「給与水準が高いこともあって、もともと金融業界を志望していました。とはいってもさすがに都市銀行とかは無理だから、博打的に上場している銀行系の関連会社を4社ほど受けてみたら、トントン拍子に第一志望から4月には内定をもらえたんです」
実は内藤さんは、身長190cm・体重80kgと大柄。「だけど趣味が生け花なので……。そのギャップが面接官の印象に残ったのかな? まあ、あとはカード営業に学歴なんて必要ないし。兵隊要員として雇われたってことでしょうね」と自己分析している。配属された営業部でも基本的に同期や先輩は一流大学出身者の割合が多い。
「間違いなく僕が一番学歴が下ですね」と笑いながらも自身の強みを活かし結果を残している。
「営業職って、顔を覚えられるのが大事じゃないですか。高学歴の人はプライドが高くて捨て身になれない人が多いけど、僕のような三流大学野郎は、自分を捨てて目立つことができる。それで怒られるときもあるけど、そもそもバカだし怒られて当然だと思ってるから落ち込みもしません」
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