ペットショップで猫を買うなら…生後3か月以降を地方店で買うのが正解!?
近年は各誌が猫特集を組むなど、空前の猫ブーム。そんな猫を価格交渉して安く買うことは可能なのだろうか? 大手ペットショップチェーンに勤め、猫ライターとしても活動する坂上香織氏に伺った。
「猫は春に出産するので、夏は売り場に子猫の数が増えます。そこにボーナス狙いのセールが重なり、価格が下がる。また、ブームの過ぎた品種で生後3か月を過ぎた猫ならさらに値下がりします。今ならアメリカンショートヘア(以下アメショ)が狙いどころですね」
では実際に、ペットショップでアメショはどこまで値切れるのか? まずは大手チェーン店へ。相場は「10万~20万円」(坂上氏)だが、8万6184円という、格安のアメショを発見。しかし値下げは一切応じてもらえなかった。
8万円以下のアメショを求め、次に向かったのは個人経営の猫専門店。5%の値引きはできたが、ペット保険の加入が条件になり、実質金額はむしろ高く……。
坂上氏の「地方は、都内より価格設定が緩いので交渉はしやすい」との助言を受け、ネットで検索。すると中規模チェーンの兵庫店で、元値20万5200円が7万5600円に値下がったアメショを発見。電話すると東京からの連絡に驚かれる。そして予算6万円の旨を伝え、伝家の宝刀「即決します」を用いて交渉。最後には1万5000円の値切りに成功した!
猫の価格交渉では、地方での交渉(電話でOK)と即決アピールが値下げに繋がるようだ。
★交渉結果 7万5600円→6万600円
中規模チェーンの兵庫県にある店舗で約20%の値下げに成功。激戦区の都心よりも地方のほうが値引き成功率は高い
【坂上香織氏(仮名)】
猫ライター。猫の情報サイト『にゃんたんといっしょ』では猫業界に関する記事を多く執筆している
※価格は税込み実質価格です。また、必ず同価格まで値切れると約束するものではありません
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