ケータイ画面を見ながら歩くとデブになる!
週刊SPA!2/21発売号の特集「歩き方を変えるだけで5kgやせられた!」では、金氏、横手氏をはじめ、ウォーキングダイエットのオーソリティが、やせる歩き方を伝授します。 <文/週刊SPA!編集部 モデル/SAY-TALK(1)、トミドコロ(2)>
コートのポケットに手をつっこんだり、ケータイ画面を見ながら歩くと、どうしても背中が丸まってしまう。実は、猫背は肥満やポッコリお腹の元凶なのである。
マラソン解説者としても人気のランニングコーチ・金哲彦氏によると、背中を丸めたトボトボ歩きは「体幹(胴体部分)が使われず、脂肪が燃焼しない」という。体幹には、腹筋・背筋・臀筋や、体の内側にある深層筋など、大きな筋肉が集まっている。猫背歩きだとこれらの筋肉が動かず、背中などの筋肉がふにゃふにゃの「脂肪が燃えない体」になってしまうという。体幹をしっかり動かすことで代謝がアップし、脂肪燃焼効率が上がるのだ。
また、パーソナルトレーナーの横手貞一朗氏も、ケータイを見ながらの猫背歩きにダメ出しをする。「目線が下を向くと、肩が前に出て肋骨が閉じてしまう。その結果、下腹がポッコリ出てきてしまうのです」。正しい姿勢と正しい呼吸によって、呼吸に使う5つの筋肉(骨盤底筋、腹横筋など)をしっかり使うことが、ボディデザインの基本だという。
正しい姿勢になる簡単なコツは、「肩甲骨を引き寄せるよう意識する」(金氏)こと。ちょっとやってみてください。それだけでも、背骨が伸び、胸が開き、お腹が引っ込むことがわかる。上の2氏に限らず、あらゆるトレーナーが、「胸を開く」姿勢の大切さを指摘する。まずは「歩きながらケータイを見ない」ことから始めよう。
『金哲彦のウォーキング&スローラン』 「ゆっくり長く」走れるようになる4ステップを紹介 |
『美しくやせる! チューブ・ダイエット』 チューブ1本でしなやかで細い美BODYに変身! |
ハッシュタグ