更新日:2023年04月20日 12:26
恋愛・結婚

「結婚をコストと考える男」が見落としている意外なリスクとは?

 こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。  あなたは結婚に対してどういったイメージを持っていますか? 「結婚をしたら自分の時間まで拘束されるのではないか」「結婚したら相手に合わせて生活しなければならないのではないか」「結婚したら給料をすべて取られてお小遣い制になるのではないか」……30代、40代男性で結婚を「リスク」や「コスト」と感じる方は少なくないのではないでしょうか。

山本早織

 夫婦共働きが一般的になり、自分の意志を男女ともに主張できる世の中になっているにもかかわらず、なぜか結婚観や恋愛観は昭和のまま。そんな男性が多いなと、最近とても感じています。  なぜ結婚に対してこのような悲観的なイメージを持ってしまうのでしょうか。それは私たちの親世代の結婚がモデルとなっているからだと思います。

結婚は99%我慢だけれども…

 私の両親は父が1955年、母が1957年生まれ。ちょうど結婚適齢期となったのは1980年代です。1980年は生涯未婚率が男性2.6%、女性4.5%という、「ほとんどの人が結婚する世の中」。さらに上の私の祖父母の世代はお見合い結婚が主流。顔も見たことのない人と結婚したというケースも珍しくない時代でした。  そんな祖父母に育てられてきた両親が30代の頃は、世の中の価値観の変化がとても激しかった時代です。バルブ景気を経て、社会全体の考え方に変化が生まれ、トレンディドラマが流行したこともあり、恋愛結婚が主流に。「結婚は当たり前だけど離婚はあり得ない。しかしやりたい事への主張はする」というのが当時の一般的な考え方だったように感じます。
結婚式

※写真はイメージです

 ただ、両親の時代には「離婚も場合によってはあり」という価値観がなかったからこそ、さまざまな我慢もあったかと思います。  私も両親からは「結婚は99%我慢。残りの1%の喜びが本当に破壊力のある喜びだ」と聞かされていました。99%も我慢するなら結婚なんてする意味があるのか? まさしく私自身が結婚は人生においてリスクであり、コストだとずっと考えていた一人でした。

結婚は本当にリスクなのか?

 では、実際に結婚はリスクなのでしょうか?   例えば、あなたが一人暮らしをしていて、家賃10万円、光熱費1万円の固定費を払っていたとします。一緒に住む人が一人増えたとき、単純にすべての経費が2倍になるなんてことはありませんよね。おおよそ1.2倍くらいになるのではないでしょうか。一人暮らし同士だとしたら、むしろ金銭面だけで見てみると、固定費を大きく削減できるはずです。  にもかかわらず、なぜ男性はそれでも結婚はリスクであり、コストであると感じるのか。 それこそ冒頭で触れたように、「結婚に関する価値観が昭和」なことが要因な気がします。
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結婚をネガティブに考えてしまう理由
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1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_

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