桜庭ななみがキャリア13年目にして迎えた転機
BBCの人気ドラマ『13(サーティーン)』のリメイク版で13年間行方不明となっていた女性という難役を務める桜庭ななみ。自身も13年のキャリアで着実に演技力を伸ばし続け、活躍の幅を広げている。なにかと“13”に縁が深い彼女だが、そんなタイミングで迎えた転機とは?
今夏放送予定のドラマ『13(サーティーン)』で主演を務める桜庭ななみ。彼女が演じる百合亜は、13歳で行方不明となり、13年後に突然家族の元に現れる、難しい役どころだ。
「シリアスなシーンが多いので、自分にとってもチャレンジです。役作りのために、実在の事件資料をいろいろ読んだのですが、想像を超える壮絶さでした。撮影は家族の再会シーンから撮り始めたんですけど、決して幸せなだけの場面ではなく、お互い気遣ったり、無理やり明るく振る舞う家族の様子に、お芝居でもゾッとしてしまいました」
13年間という年月は、彼女が地元・鹿児島でスカウトされてから現在までに過ごした時間とほぼ同じだ。
「月日がたつのが早くて信じられない(笑)。6月にフォトブックを発売するのですが、0歳から現在までの私を振り返ってみて、いろんなことがあって成長してきたなと改めて思ったんです。人生の第1章をひと区切りするような気持ちで、いまの私のすべてを出しました。ここからまた新たに成長をお見せできるよう、頑張っていきたいです」
プライベートも心機一転ムード。最近は、部屋の整理にハマっているそうだ。
「でも、掃除すればするほど、欲しいものが出てきちゃうんです。掃除道具に収納ボックス……現物が見たいタイプなのでネット通販ってほとんど利用してこなかったんですけど、外出自粛でお店に行けないから、これを機にアナログ生活からの脱却も考えてます(笑)」
桜庭ななみの第2章は、デジタル革命から始まる!?
【桜庭ななみ】
’92年、鹿児島県生まれ。’08年デビュー。近年は、大河ドラマ『西郷どん』や、連続テレビ小説『スカーレット』などで女優として活躍の場を広げている彼女が、今夏放送予定のオトナの土ドラ『13(サーティーン)』(東海テレビ・フジテレビ系・全4話)で主演を務める。6月4日にフォトブック『ななみFlowering』(講談社)が発売予定
撮影/中山雅文 スタイリング/井阪恵(dynamic) ヘアメイク/SAKURA 取材・文/森野広明
※週刊SPA!5月19日発売号より
脱アナログ生活も考えてます
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