イヤでもお金が貯まる「仕組み」実例集【その1】
年収650万円で年間貯金300万円超を達成!
貯金ブロガー夫婦に学ぶ「生活費が余る仕組み」【その1】
なんと1年間で331万円を貯めたというブロガー主婦のいちごさん(『プレママいちごの節約奮闘記』)。世帯年収はご主人との共働きで約650万円(額面)と、平均的家庭よりかなり実入りがよいとはいえ、実に手取りの半分以上を貯蓄に回した計算になる。
「一番のポイントは、私(妻)の収入を、右から左へ全額貯金に回していることでしょうか。最初からなかったお金と思えば、旦那の収入だけでやっていくのも特に苦にはなりません。旦那の月収は30万円+α(年俸制なので月によって変動あり)ですが、月々の生活費(光熱費や家賃などの固定費も含む)を25万円と決めて、差額はこれも右から左へと貯金に回しています」
2人暮らし(大阪市郊外在住。マイカー持ち)で25万円という生活費はカツカツというほどではないが、うっかりすると予算オーバーに。そんな事態を防ぐため、「生活費は月に1回、1か月分をまとめて引き出し、現金で管理」するのがルール。
「引き出したお金は、予算配分(右表参照)に応じて項目ごとに袋分けします。食費は1週間ごとに袋分け。これで、1か月分の食費を月半ばで使ってしまい、足りない分をズルズルとATMから引き出したりすることもなくなります」。家計簿をつけるまでもなく、収支が大まかに把握できるのも嬉しい。
ちなみに、この手法で貯めた金額が約290万円。十分アッパレな成果だが、ここへさらに40万円を上乗せする裏技が! 「スライド貯金」と呼ばれる、節約家の間では有名な手法らしい。
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