トンチキな上司に使いたい建前セリフ集
―[上司×部下[本音⇔建前]翻訳辞典]―
本音で語り合う――素晴らしい、と思う。が、こと職場においては“建前”が無用な軋轢を避け、仕事を円滑に進める潤滑油ともなるのも事実。上司⇔部下の会話に隠れる本音を酌みつつ、言わぬが花が大人のコミュニケーションだとも思うのだ
<仕事の評価の建前⇔本音>(部下編)
社会心理学者の渡部氏曰く、「どんなに自分が悪いと思っていても、注意されれば腹の立つのが人間の心理」である。
「まるで納得できないときは、『○○さんのおっしゃることに違和感を覚えました』と婉曲的にどー考えてもおかしいだろっ!という怒りを伝える」(40歳・女・メーカー)
「どこが問題だったのか、今後のために教えてもらえませんか?」という一見、前向き発言だって、「納得がいかないことで怒られたときによく使う」(27歳・女・出版)など、攻めの姿勢が言葉に宿る。
「『今後気をつけます』『心にとめておきます』といった言葉も状況によって、『約束はできませんけど』って意味が込められますね。あるいは、とにかく上司から解放されたいときにも使えそう。私も長いお説教の後に『長い時間、私のためにお時間を割いていただき、ありがとうございました』なんて、皮肉を込めて言ったことがあります(笑)」とは、コーチングのプロ播摩早苗氏。
皮肉ならば伝わらなくては意味はない。が、「上司の言うことに否定はしないが私は違う!って思うときは高音の『そうですか』。完全に理解・納得したときは『そうですね』って言います」(37歳・女・流通)ってのは、伝わってる?
※仕事の評価の建前⇔本音(上司編)に続く https://nikkan-spa.jp/174618
【部下⇒上司の本音と建前】
【建前】おっしゃりたいことはわかりました
【本音】怒髪天!僕は納得してないけどね
【建前】なるほど
【本音】100%納得はしませんが、40%同意
【建前】(自分の事情をくどくど話す上司に)わかります わかります
【本音】解決策を話しましょうよ
【建前】どこが問題だったのか、今後のために教えてもらえませんか?
【本音】ていうか問題があったのはそっちじゃないの?
【建前】そうですか(高音)
【本音】否定はしないが、私は違う
【建前】検討しておきます
【本音】面倒だから実現させる気はないけど
【建前】代案も考えてみます
【本音】いやー、これ以上の案は僕には無理ですって
【建前】難しい問題ですねぇ…
【本音】よくわからないから僕に話を振らないでください
【渡部 幹氏】
社会心理学者
北海道大学助手、京都大学助教等を経て現在、早稲田大学高等研究所招聘研究員。社会制度や組織の維持・変容を司る心理的基盤について研究。共著に『不機嫌な職場』(講談社)
【播摩早苗氏】
フレックスコミュニケーション代表
各種社員研修、セミナーを設計、運営するコーチングの専門家。近著に『えっ、ボクがやるんですか?』(幻冬舎)。5月に同テーマの管理職版をPHP研究所から刊行予定
イラスト/StudioCUBE.
― 上司×部下[本音⇔建前]翻訳辞典【4】 ―
『えっ、ボクがやるんですか?』 現代っ子部下の“トリセツ” |
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