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5億円稼いだ個人投資家に聞いた「荒れた為替相場で勝つ方法」

コロナショックを経て急回復をみせた投資市場。日経平均は一時3万円まで回復し、ビットコインは1年で6倍に膨れ上がった。しかし、実体経済との乖離は明らかであり、バブル崩壊目前を予測する専門家も多い。この最後の相場は買いなのか、売りなのか――。5億円以上稼いだ個人投資家にコロナ禍のマーケットでも為替で賢く稼ぐ方法を取材した。

荒れ相場にこそ有効! 高倍のWポジションで稼ぐバイナリーオプション

[バブル投資]で稼ぐ

乱高下中はWポジション

「昨年の利益は1億9000万円。コロナショックでボラティリティが高まったこともあり、FXやバイナリーオプション(BO)で大きく稼げました。BOなら買いか売りかを考えなくとも稼げるので、バブル最終局面のような荒れた相場で有効です」  そう解説してくれたのはBOなどの為替市場で、5億円以上を稼いだ個人投資家のyatta氏。BOのルールは単純。下がると思えば①業者が提示するレートから今より低いものを選び、②判定時刻に選んだレートより下なら払い戻し。上がると思えば今よりも上のレートを選択する。 「BOの価格は現在と近いレートだと高くなり、遠いレートだと安くなります。払戻額は1000円で一定。例えば今よりも30銭離れたBOだと100円程度で買えますが、米ドル/円の一日の変動幅は50銭程度なので払い戻しとなる確率は低い。確率は低いが利益率は高いオプションを僕らは『高倍』と呼んでいます」

荒れた相場で高倍狙い

 もし荒れた相場でyatta氏が勧めるとしたら高倍狙いだ。 「暴落中や直後はボラティリティが大きくなるため、高倍が払い戻される確率も高い。ただ、上がるか下がるかを予想するのは難しいので上と下、両方向に高倍を買う。すると相場が大きく動けば、いずれかが払い戻しとなり、一単位あたり200円の投資で1000円が得られます。あとは業者選びが重要で、パチンコの釘のような設定があるので、還元率が高いGMOクリック証券を中心に各社の価格を見比べましょう」  バブル崩壊局面では方向を読まずに稼げるBOを活用すべし!
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