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美人トラッカーの眠気対策は「大声で叫ぶこと」。眠気と常に戦うプロの知恵

眠気覚ましは何が効く? 美人ドライバーに聞いてみた

kano

取材に答えてくれたドライバーのKAHOさん。やはり最も効果的なのは仮眠だという

 先月、西日本ジェイアールバスの運転士が、乗務中に音楽を聴きながら唄っていたことが問題となった。安全と乗客の快適性の観点から問題のある行動ではあるが、常に睡魔と隣り合わせのプロドライバー。彼らはどのように睡魔と付き合い、どのような対策を立てているのか取材した。 「運転中、いつの間にか目を閉じていて、ハッと気がついて目を開けた時には、目を閉じた記憶がなかったのでゾッとしたことがあります」  と話すのは、神奈川県を中心に関東一円でトラック運転手をしながら、その日常などをSNSに投稿しているKAHOさん。彼女は、眠気対策として「カフェインの入っている飲み物を飲んだり、誰かに電話をして会話したりしますね」と話す。  それでも眠気が去らない時は「歌手になりきって歌ったり、あと、大声で叫んだりもしますよ(笑)」と、乗客のいないトラックドライバーならではの対策も教えてくれた。  飲食も眠気を紛らわせるのには効果的なようで「ガムとかは、よく食べますね。あと、顎を使う硬い食べ物はいいですよ。歌舞伎揚とかを運転席で食べたりしますね」という。

やはり仮眠が最強か?

 だが、それでも眠気が取れない時はやはり仮眠が一番だという。「座ったまま、10分や15分でもいいですよ」と、わずかでも仮眠をとる必要性を語る。  KAHOさんの同業者には、個性的な眠気覚ましをする方もいるようで「トラックを駐めて、トラックの周りをグルグル走ってる人もいるらしいです(笑)」と、プロドライバーの方々が、様々な知恵を絞りながら眠気と戦っているのが見えてくる。
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タクシーや長距離バス運転手の眠気覚まし
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Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

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