スポーツ観戦のユニフォーム、ディズニーの耳、どこまで着けて帰る? ファン調査
オリンピックも閉幕し、中断していたプロ野球とJリーグも再開。さらには無観客ながらも夏の甲子園が始まり、コロナ禍ではあるもののスポーツファンにとっては文字通り“熱い夏”がやって来たわけである。
2位のFC東京に大差をつけて、圧倒的な観客動員数を誇る浦和レッズ。ホームにしている埼玉スタジアム2002で、レッズの試合が終わると近隣の電車がユニフォームを着たレッズサポーターで赤く染まることもある。そんなレッズサポーターに「試合の帰り、ユニフォームはどこまできていますか?」とアンケートをとったところ、なんと1700を超える回答が寄せられた。(※7月にTwitterアンケートで1725人から回答)
なかでも一番多かったのが、「家まで着て帰る」という答えで70%近くにものぼり、次点の「スタジアムで脱ぐ」の17%を大きく引き離した。中間的な意見としては「(スタジアムに直通する)地下鉄南北線までは着てます」「最寄りの浦和駅まで」という声。回答の詳細からは、そこに込められたファン心理が見えてくる。
「勝ったら家まで来て帰りますが、負けたらスタジアムで脱ぎます」と言った声が複数ある中、「優勝した時はユニフォーム着たまま新幹線に乗って帰りました」という人も。
また、ホームゲームでは着て帰るという人が多い中「アウェイで勝ったら、見せつけるようにして着て帰る(笑)」という声もあり、喜びの表現は様々のよう。中には「広島の自宅からユニフォームを着てドヤ顔で広島駅を闊歩。だいたい宿泊しますけど、帰る日もユニフォームを着て広島まで帰ります」という猛者も。
さらに、観戦に別の楽しみを絡めたルーティンを持つファンも多く「帰りに銭湯に寄るのでそこで脱ぎます」や「コロナ前は、試合後に居酒屋に行っていたので、飲んだら脱ぐっていうルールでした」という回答も。
大別すると「意地でも着て帰る」が32%で最も多く、ついで「勝敗次第」「電車など特定のタイミングで脱ぐ」がともに16%という結果になった。
そんなファンにとって、ユニフォームはスポーツ観戦を盛り上げる応援アイテムのひとつ。大勢で同じユニフォームを着ることで、ファン同士や選手との一体感が高まる。しかし、観戦の余韻でユニフォームを着たまま帰路につけば、公共交通機関の日常の中で浮いた存在に。ユニフォームを着て応援するスポーツチームのファンは一体どこでユニフォームを脱ぐのか、調査した。
Jリーグで最大のサポーターを持つ「浦和レッズ」のファンは?
アウェイで勝ったら…
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Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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