「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」（以下、TIF2022）に出演する6組のグループから、6人のメンバーが水着グラビアを誌面で披露し、「水着でアイドル頂上決戦」なる投票バトルが開催されている。 　本企画では、「週刊SPA！」の表紙と巻頭ページにグループで登場する権利をかけて、雑誌についている投票券の数を競う。 　初日である8月5日（金）、午後の湾岸スタジオ内・DOLL FACTORYに登場したのは「イケてるハーツ」だ。昨年は台風の影響でステージが中止となってしまったため、今年は念願のTIF出演が叶った形となる。 　イケてるハーツから「水着でアイドル頂上決戦」に挑戦したのは、担当カラーがライトブルーでクールな表情も魅力の城木玲亜。何かグループに還元できることをしたいと名乗りをあげたのだ。 「TIFに出演する200組以上のアイドルから、憧れのグラビア選抜の6人に選ばれたのは光栄なこと。どちらもファンの方の応援のおかげだと思っています」 　この日は、青チェックにメンバーカラーのリボンが胸元を飾るアイドルらしさ全開の衣装で登場。 「オタ芸が打ちやすい曲が多いとファンの方に言ってもらえることが多いです。オタ芸をその場で真似するのは難しいかもしれないので、サビの真似しやすい振り付けやサイリウムで、ぜひ一緒に盛り上がってください！」 　イケてるハーツの楽曲について、そう話していた城木。1曲目のイントロが流れると、ファンの振りコピがスタート。会場の空気がすぐにひとつになった。ファンたちのそんな様子を見てメンバーたちもパッと笑顔に。自分たちのホームグラウンドかのように楽しみながら、ステージが始まった。 　1曲目は、可愛い系の楽曲「ロゼッタ・ストーン」。続いて、激しめの「NOIR STEP」が披露される。 　城木は、「イケてるハーツは『ライブが楽しい』と言ってもらえることが多くて、楽曲の数も多いし、可愛い系からかっこいい系まで揃っています」と語っていた。その話のとおり、たった2曲でもイケてるハーツの振り幅を存分に感じさせてくれた。 　3曲目は「SING・LA・BANG・SHOW!」。城木は全力でコミカルな振り付けを踊ったり、口をすぼめてお茶目な表情を見せたりと、1年越しの夢が叶ったTIF出演を全身で楽しんでいた。 　そんな城木のグラビアは、大人っぽい表情とポーズが見どころだ。 「私はイケてるハーツの中で2期生で、活動は5年目。後輩も増えてきて上の立場ではあるけれど、全然しっかりできてなくて。だから、このグラビアで優勝して、グループを引っ張れる存在になりたいです」 　グループのためにも自分の成長のためにも、今後もグラビアに挑戦していきたいと意気込んだ。ステージのラスト、「5番と書いて投票してください！」という城木の呼びかけに、ファンもサイリウムを振って応える。 「キミのハートをポジティブ変換！」がキャッチコピーのイケてるハーツ。TIFのステージやグラビアを見た人たちのハートをキャッチして、SPA!の表紙を飾りたい。 （取材・文／むらたえりか　撮影／山川修一）