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ニトリ、無印良品の羽毛布団「おすすめ3選」と“買ってはいけない”商品の特徴。寝具のプロが教える

 こんにちは、大手寝具メーカーで日々寝具の販売をしているTakeshiです。猛暑も終わり、いよいよ秋らしくなって来ました。朝晩はぐっと冷え込み、暖かいお布団がほしくなりますよね。布団と言えばやはり「羽毛布団」ですが、種類がいろいろあります。
安眠

※画像はイメージです

 簡単に紹介すると、「ダックダウン」「グースダウン」「マザーグースダウン」の3つに分けられます。それぞれの羽毛に特徴があり、ぱっと見だとどれを選んで良いのか迷います。  そこで今回は、寝具販売員の私が「あったかおすすめ羽毛布団」を3つ紹介致します。羽毛布団の選び方や手入れ方法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

羽毛布団の種類と選び方

 まず、代表的なのはダックダウンです。これはアヒルの毛を使った羽毛布団で、価格もお手頃なものが多いです。しかし、独特のニオイが出るものもあり、空気をあまり含まないのでそれほどふっくらしません。  次にグースダウンとマザーグースダウンですが、どちらもガチョウの毛を使った羽毛布団です。ダックよりも空気を含む量が多いので、ふっくらします。また、マザーグースは鳥そのものが大きく、取れる羽毛もよりふっくらしています。品質も良いものが多く、どちらも高級な羽毛布団に使用されます。  次に選び方ですが、羽毛の種類はやはり予算が許すならグースかマザーグースがおすすめです。ダックならば、羽毛の量は最低でも90%以上のものを選びましょう。キルティングも縫い目から熱を逃さないしっかりしたものを選ぶようにしましょう。  羽毛布団は寝具の専門店で買うと、最低でも10万円、高いと100万円するものもあります。加えて原材料の羽毛が毎年高騰していて、年々価格が上がっています。良いものをお得に買うなら、ニトリや無印良品の羽毛布団を知ることが大切です。

寝具販売がイチオシ!ニトリのお手頃品

 そんななかでも、筆者のおすすめはニトリの「グレーダックダウン90%使用 羽毛掛け布団 シングル(UL2 K2316 S)」(2万9900円税込)です。  迷いましたが、今回のイチオシはこちらにしました。グレーダックダウンを90%も含んだ贅沢な羽毛布団ですが、おすすめの理由はダックとは思えないほどふっくらするからです。通常はグースのほうがふっくらして温かいのですが、こちらはグースに匹敵するくらいふっくらします。  もっと良いものを求めるなら別ですが、お手頃価格で暖かさを手に入れるなら、こちらで十分です。
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大手寝具メーカーに勤務。寝具や睡眠のプロでありながら、自然環境や魚、釣りのライターでもある。趣味で地方競馬やナンバーズ、ロト6なども愛する

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