更新日:2012年04月13日 19:06

特製漢字Tシャツ海外に向けて売ってみた!!

そんなに好きなら買ってくれ! 特製漢字Tシャツ、売ってみた!!
100706_BK15.jpg「みんな、そんなに漢字が好きなら、eBayで何か売ってみれば?」  お局先輩からの突然のムチャブリ指令に戸惑う私、編集E。大きな不安と一縷の望みを携え、暗中模索の7日間はこうして始まった。出品物には今回、多数のカンチガイが報告された漢字Tシャツを用意。「(株)扶桑社」「扶桑」「(株)」の3枚セットで勝負を挑む。ちなみに「扶桑」とは、古来より使われている日本の異称であり、今回の企画趣旨にも合致する美しい日本語である。文字は書道有段者、社内一の達筆の先輩に依頼、商品撮影はプロカメラマンを起用するという万全の布陣で臨む。  慣れない英語に悪戦苦闘しながらも、なんとか情報をアップする。出品期間は7日間に設定。あとは、クールな漢字Tシャツに入札が殺到するのを待つばかりになる。目標は原価超えの20$(1枚333円のTシャツ代に加え、プリント代が1枚あたり約200円。もちろん僕の人件費はムシである)。 【出品1日目100706_BK14.jpg「入札がバシバシあるようなら、ライツビジネスとして会社に提案しましょうか」なんて軽口を編集部で叩く。入札はまだないが、閲覧は確実にカウントされていて、とりあえず、興味を持っている人がいることに安堵。 【出品3日目】 そろそろ入札してくれる人がいてもいいはずと思いつつも、周囲には余裕を見せる。だが、内心には不安の芽が。 【出品5日目】 いまだに入札はナシ。いよいよ誰も見向きをしないんじゃないかとの疑念が強くなる。「外国人に漢字がはやっている」という自らの企画趣旨への不信感まで生まれる始末。 【出品7日目】 結果は惨敗の入札件数0。初日に7件あった閲覧も、その後の6日でたったの3件というお粗末ぶり。きっとこのTシャツが琴線に触れなかっただけのはず……。えっと、漢字ブーム、ウソじゃないですよね、先輩!? ― 海外[漢字ブーム]の凄いバカっぷり【6】 ―
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