千原ジュニア、くらたまに“潔癖症だめんず”の烙印を押されて徹底反論!【後編】
小誌連載「すなわち、便所は宇宙である」でもお馴染み、千原ジュニア氏。「ベッドにカバンを置かないで」「マナーモードにマナーはない」など独自の持論を展開し、“細かすぎる男”と言われることも多いとか。しかし、本人曰く「全部ボケで言うてるだけですよ」とのこと。果たして、千原ジュニア本人が言うように、彼は本当に“細かくない男”なのか!?
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最新刊『とはいえ、便所は宇宙である』に収録された「直箸」というタイトルにはこのような一節がある。
「注文したサラダが来て、『直箸は失礼だから』と箸をひっくり返して取り分ける人っていますよね。昔からそれをやられるたびに『んっ!?』って思ってしまうんです。いや、こちらはあなたの手をそこまで信用してませんよ、と。利き腕の手のひらなんて、もう雑菌まみれです。もっと言えば、箸の口つけた部分だけをササッと洗って、握るほうは洗わない人もいますから。しかも、乾かすためのステンレスの箸ボックスってありますよね? あれも底のほうは何か汚い感じがするので、口をつける部分を上にして置きがちです。ということは、箸の一番汚いであろう部分を使って取り分けてるってことも考えられるんです」
これも、「もちろん、声を荒げて直接注意したりはしませんよ」とジュニア氏。
「だって、そんなん言い出したら、みんなと一緒に食事できませんから。例えば“ごはんですよ”ってありますけど、あれはご飯じゃないですよね? 僕が細かいことを言うと、まるで僕が“ごはんですよ”を見て、『これ、“ごはんですよ”って書いてあるけど、ごはんちゃうやんけ! どういうことやねん!』って言ってるように取られがちなんですけど、そうじゃないんです。“ごはんですよ”はごはんじゃないですよ~。そのぐらい感じで甘噛みしてるだけ、というか。だから、これを細かいと取られると、ほんまに心外なんですよ。……まぁ、でも、こうやって必死に弁解してる時点で、十分細かいんですけどね(笑)」
やっぱり細かかった千原ジュニアの壮大な世界観を堪能できるのは本書だけ。他にも、人生観、女性観、結婚観など細かくないネタも入って計88本の持論が網羅された『とはいえ、便所は宇宙である』は必読だ。 <取材・文/ナカソネ>
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『あながち、便所は宇宙である』 ジュニアの瞑想シリーズ第三弾! |
『とはいえ、便所は宇宙である』 待望の第二弾! |
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