性悪女が仲間に無視されて驚愕の行動に!
―[友人がサイコ化!そのとき私は…]―
サイコな人々――それは、普通の社会生活に紛れて暮らしながらも常軌を逸した狂気を宿している人たち。同僚が、取引先が、大学の同期が……。ある日ふとしたキッカケでサイコな人へと豹変したとき、我々はどう対処すればよいのか。実際に小誌に寄せられた、恐るべき被害報告をもとに、ヘルドクターくられ氏とともに考える
【CASE7】
クラスに一人はいる性悪女が、仲間に無視されて驚愕の幼稚化
証言者:相沢由希子さん(仮名)30歳・主婦
都合が悪くなると幼稚園児に”変身”するサイコな友人を持つのは、相沢さん。
「M子(30歳・♀)は性格は悪いし不美人なのですが、とにかく貞操観念がユルいので男が寄ってきて、『私はモテる』と勘違い。でも最終的には毎回ボロ雑巾のように捨てられる彼女を放っておけなくて」と先日も、失恋したという彼女を慰めたという。だが数日後、別の女友達から衝撃の事実が。
「彼女、『モテない相沢に私の気持ちなんてわからないっしょ(笑)』と、私をバカにしていたらしくて。もう、女子全員で彼女からのメール・電話を着信拒否ですよ」
ところが、突然の村八分に慌てたM子さんは、驚きのサイコ化。
「ある日、見知らぬ番号から電話があって、なんと彼女のおばあさんが震える声で『謝りたいと言っているので、どうか聞いてあげてください』って。で、今度は彼女が幼稚園児みたいな声で『うぐ、ぎょ、ぎょめんなさい(泣)』と5時間(!)にわたって延々謝罪。最後におばあさんが『よく言えたねぇ、よしよし』だって。これを友達全員にやっていたみたい(苦笑)」
友人の惨めすぎる姿に、仕方なく許したという相沢さん。突如幼児へと変貌する三十路女もサイコなら、女同士のこんな友人関係もある意味サイコである……。
【対処法】
この場合、泣きついてきても許してはいけません。断固怒ったフリをして突き放せばあーあ、仕方ない、次行こうと思います。諦めも早いので、泣きついてきたときが、良い切り時です
【監修者 ヘルドクターくられ氏】
マッドサイエンス集団「薬理凶室」主宰。大きな口では語られない科学の裏分野に造詣が深い。13万部を突破した「アリエナイ理科ノ教科書」シリーズの続編を『ラジオライフ』で連載
イラスト/テラムラリョウ
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