あの超人気スターから直メール!? Facebook詐欺の流行手口
どうしてもお話したいことがあります。Facebook内ではお話ししづらいことなので、このアドレスにメールをください」という内容のもの。そして、返信をすると、「私は某男性タレントのマネージャーです。彼がどうしてもあなたと話をしたいと…」云々というメールが来る(女性タレントのマネージャーの場合もある)。
ここまでは、「芸能人マネージャーの詐欺メール」として、ネット上でも話題になっている。普通はここで「怪しい」と手を引くものだが、多田氏は女性を装って、果敢に先に進んでみたという。
すると“芸能人マネージャー”は、有料メールサイトへの登録を勧めてきた(メール送信300円など)。そして、いよいよ、芸能人本人が登場したのである。
「友達になりたい芸能人がボクだよ」。
しばらくすると、“芸能人”は身元を明かす。それは超人気グループのヴォーカルT(ここでは支障があるので書かないが、多田氏の本では実名)。そして、悩みを打ち明け、「……会いたい」「ごめんね」「ありがとう」などとストーカーのようにメールが来る。さらに、別の超人気タレントOやMからも続々と直メッセージが来て、頼みもしないのに悩みを打ち明けたり、セックスを求められたりする――。
この顛末は多田氏の近著『おいしい話に、のってみた』(9月27日発売、扶桑社刊)で報告されているが、”芸能人”のメールの文面には爆笑するしかない。
週刊SPA!9/25発売号「おいしい話にダマされた!最新被害報告」では、このテの悪質商法最新手口をリポートした。また、多田氏の『おいしい話に、のってみた』では、上記のほかに「金運を開くブレスレット」「海外の霊能師が未来を予言」「月収35万円の地図塗り内職」などに、のってみたらどうなったか?が潜入ルポされている。信じやすい人は、よほど気をつけたほうがいい。 <文/週刊SPA!編集部>
10年ほど前は、街頭でのキャッチセールスが花盛りだった悪質商法。ところが、最近は手口が変わってきているという。「悪質商法を取り締まる法律が厳しくなり、キャッチセールスなどの強引な勧誘は下火になりました。しかしそれに代わって、ネットを通じた悪質商法が跋扈するようになったのです」(悪質商法に詳しいキャッチセールス評論家の多田文明氏)
なかでも最近流行なのはSNSを使った詐欺。多田氏は、実際、Facebookを使った“友達詐欺”を体験したという。
最初のメッセージは、見知らぬ人からの「
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『おいしい話に、のってみた』 のってみたらどうなった? |
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