女子会の定番トークは「自分の足が臭い」話
「オッサンは足が臭い」というイメージが定着しているが、最近、オノレの臭さに悩む女性が増えているという。
「自分の足が臭いというネタは女子会でよく出ます」というのは、35歳・マスコミ勤務の女性。「友達の家に行ったときに、玄関が急に臭くなるという事件がありました。犯人捜しはしないまでも、なんとなくみんなで『いやぁ、加齢のせいか、なんだか足が臭くなったよね……』という話をして、枕の臭い、脇の臭い、頭の臭いなどの臭い話で盛り上がりました。それ以来、仲間内では『女は加齢と共に臭くなる』という認識が生まれるようになりました」
また、別のアラサー女性は「昔は気にならなかったのに、ブーツを脱いだあとの靴の中の臭いと、足の指の間の臭いがヒドい。父親の靴下と同じ臭いがした」と言う。
ネット掲示板でも女性同士が「助けて!足が超臭い!」などと相談し合っているのをよく見かけるが、主な原因は汗で繁殖した雑菌。仕事で長い時間パンプスやブーツを履いていることも一因だが、中には「紐みたいな夏のサンダルでも臭い!」と言う40代女性も。「露出している指の間から、自分でもウッと思う酸っぱい臭いがする。30代ではこんな臭いはしませんでした。会社のデスクに座っている間は、ひそかにアルコール除菌のウエットタオルを指に挟んだりしているのですが、たぶん周りは臭いに気づいていると思う……」
多くの女性が証言するのは、加齢とともに、足に限らず体臭全般が強くなった、自分から加齢臭がする、ということだ。加齢臭は、男性ホルモンの働きで皮脂が多く分泌されることが原因だと言われている。ということは、女性が男性ホルモンでオス化しているということなのか?
トータルエイジングケアを行う「成城松村クリニック」の松村圭子院長によると、女性の加齢臭や薄毛など「オス化」に関する相談は増えているという。
「オス化の大きな原因は、ストレスによる女性ホルモンのバランスの乱れです。女性にも男性ホルモンは少量分泌されているのですが、女性ホルモンが減ると、相対的に男性ホルモンが目立ってきて、いろいろな”悪さ”をするのです」(松村院長)。
週刊SPA!10/2発売号「女のオス化が止まらない!!」では、体臭、ヒゲ、薄毛などオス化する女性たちの悲喜劇と、松村院長はじめ有識者に聞く傾向と対策を特集した。それにしても、男からすると、女子会が臭い足の話題で盛り上がっているとは、知りたくない事実であった。 <文/週刊SPA!編集部>
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