四十路のオッサンが、年金暮らしの両親からお年玉を…
年末年始を嫁やダンナの実家で過ごした人も多いはず。「所変われば品変わる」「郷に入っては郷に従え」なんて申しますが、やっぱり「えっ、何でそうなの?」と思うことってありますよね。そんな相方の実家でのカルチャーショック体験を、ドーンとまとめてお届けします!
◆香川県のダンナの実家ではお雑煮のモチにあんこが!
お雑煮の地域差もカルチャーショックの原因となる。
「ウチの実家(東京都)ではお雑煮には焼いたモチを入れるが、福岡県出身の夫の実家は煮たモチらしく、焼きモチを入れようとして怒られた」(34歳・アルバイト)
「ダンナの実家でお雑煮が出たんだけど、モチを食べたら甘い! 予想と反する味に驚いて確認したら、モチにあんこが入ってた。ダンナの出身の香川県ではわりと当たり前のことらしい」(47歳・主婦)
味は慣れれば何とかなるが、こんな苦行を味わった人もいる。
「居間にいると絶えず食べ物が出続ける妻の実家。朝、おせち料理を食べ終えると漬物だの大福だのが出てきて平らげるうちに昼食。その後もおしるこ、ケーキ、せんべい、果物が矢継ぎ早に登場し、だらだら食べてると『そろそろ夕飯にしましょう』と義母の一声。一日中、何かを食べ続けることになり、初めて“実家に帰ると太る”ことを体感した」(33歳・出版)とは、もはや人間ブロイラー状態。まあ、もてなしたいって気持ちなんだろうけど、「元嫁の実家で出てきたおせち料理は、スーパーで買ったカズノコや黒豆などが入ったお重の中に柿の種やチータラなどの乾き物が並んでた。『おせちだって酒の肴みたいなもの』ってスナックかよ!」(48歳・飲食)となると、ちとビミョーかも……。
さらに「毎年、本当に勘弁してほしいのは、カメラが趣味の嫁の父親が前年に撮影した写真を延々と見せられること。しかも3年前からビデオ撮影にも目覚めたため、写真に映像鑑賞が加わり体力&気力の限界!!」(40歳・清掃)、「元ダンナは毎年、両親からお年玉をもらってた。四十路のオッサンが、年金暮らしの年寄りからお金もらって『いつもありがとー』とか笑ってんじゃねえよ。つーか親も親だ」(38歳・出版)と、嫁&ダンナの実家の年末年始の“奇習”は枚挙に暇がない。ちなみに「実家では正月に風呂に入らなかったが、妻の実家は普段どおり入ってた」(40歳・サービス)なんて証言もあったけど、それはアナタの実家のほうが特殊なのでは……!?
― [嫁&ダンナの実家]カルチャーショック体験集【2】 ―
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