更新日:2015年02月10日 14:39
ライフ

肉も魚もOKなのに…「原始人ダイエット」で発狂しそうになった理由

 年末年始の暴飲暴食で気づけばぽっちゃり体型に。しかし、日々の仕事におわれてダイエットに時間を割くのは難しい……。そんな悩みを解決するべく、アメリカでセレブもやっているダイエット法にチャレンジしてみた。 ◆原始人の食生活を再現する「原始人ダイエット」!
「原始人ダイエット」1週間2kg減も、意外とツラいルールとは?

肉、野菜、果物など食べられるものは多いが、ご飯や麺類などの炭水化物がNGなので食事しても元気が出ない

 “文明病”とも言われる肥満の症状。ならば、文明化以前の生活に戻れば痩せるはず……という考えに基づくのが、スカーレット・ヨハンソンらハリウッドセレブも実践した「原始人ダイエット」。別名、「パレオダイエット」だ。食品添加物や米・麦、加工食品や精製された砂糖や塩、油などを避け、軽い運動と睡眠時間を確保することが基本的なルールだ。  狩猟・採集生活を営んでいた旧石器時代の人に習い、このダイエットでは肉や魚は食い放題。新鮮な野菜や果物などもOKだ。逆に当時存在しなかった加工食品や精製食品、添加物はダメで、農耕生活の賜物の米や麦を使った食品もダメ……というのが食生活の基本。これらを守りつつ、週3日程度ウォーキングや軽い運動をしつつ、たっぷり寝て原始人になりきった! 「原始人ダイエット」1週間2kg減も、意外とツラいルールとは?「食事量の制限もないし簡単じゃん」と軽い気持ちで実践を始めたが、これが意外とツラかった。  まず気づいたのは、禁止品目を総合すると実質的に炭水化物が摂れないということ。最初は喜んで肉ばかり食べていたのだが、食べても食べても元気が出ない。甘いものでも食べれば頭も回りそうだが、加工食品のお菓子はもとより、旧石器時代にはない砂糖も摂取は厳禁だ。  なお実践中は何度か頭痛にも悩まされたのだが、これは低炭水化物ダイエットで見られる症状。空腹+頭痛のダブルパンチはかなりのツラさだった……。  そして外出中に食べられるものが少ないのも実践後に発覚。  加工食品は基本ダメなため、コンビニで買い食いできるのはナッツ類とバナナと水くらい。飲食店でも加工されずに出てくるのは豆くらいだ(豆類もNGとする説もあるが今回はアリに)。日高屋で友達がギョーザ定食を食べる前で、自分は枝豆、そら豆しか食えなかったときは発狂しそうになった。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=783712  そんな状況なので、ルールにもとづいて軽いジョギングをしても身体は猛烈に疲れ、睡眠をたっぷりとっても疲れは抜けず……というツラい状態に。ただ、軽い運動をした翌日は、体重が減ったまま安定し、痩せていることが実感できた。  そして1週間実践した結果、2kgの減量に成功! 途中で炭水化物の恋しさに発狂しかけた時期もあったが、終盤にはその生活にも慣れかけていたので、継続すればさらに痩せることもできそう!  なかなかの結果を残した原始人ダイエットだが、1/20発売の週刊SPA!『[1週間で痩せる]ヤバい方法』では、なんと1週間で4kg、最大では5.6kgも痩せた挑戦者が登場! 海外で流行りの最新ダイエットから、かなりキワドイダイエット薬までを紹介しているのでぜひチェックしていただきたい! <取材・文/古澤誠一郎 週刊SPA!編集部>
週刊SPA!1/27号(1/20発売)

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