℃-uteがプロデューサーつんく♂への思いを語る――10回目の「℃-uteの日」を迎えて
ハロー!プロジェクト所属の℃-uteが9月10日、東京・Zepp DiverCityにてライブ「℃-ute Cutie Circuit 2015 ~9月10日は℃-uteの日~」を開催。10周年の活動を振り返り、プロデューサーを卒業したつんく♂への胸の内を明かした。
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――活動10周年おめでとうございます。そして、今年で10回目となる「℃-uteの日」への思いを聞かせてください。
鈴木愛理「℃-uteの日は、もともと℃-uteが9と10の語呂合わせでというスタッフさんの思いつきから始まったイベントなんですけど、それがしばらく経ってからはちゃんとした記念日として認定されて、今は『9月10日は℃-uteの日』と胸を張って言える日になったので、それを10回も続けることができて嬉しいなと思います。9と10の数字を見たら℃-uteだという風にたくさんの人が思ってもらえるように、これからもどんどん浸透していければいいなと思います!」
矢島舞美「初めて℃-uteの日をやった時に、囲み取材も初めてで当日すごい緊張してたのを覚えてます。未だに緊張するんですけど、10回目にしてもたくさんの方が集まってくれてるのはすごい嬉しいですし、本当に毎年毎年チーム℃-uteの皆さんと過ごせることが感謝の気持ちでいっぱいです」
中島早貴「℃-uteの日はメンバーもすごい大事にしてて、結成日が6月11日なんですけど、6月11日よりも℃-uteの日のほうが『℃-uteの日だね!』ってテンションが上がる日でもありますね」
萩原舞「10周年を迎えて、前回は武道館に立たせていただいて、今回はZeppということで、どういうセットリストにするかとか、メンバーとスタッフさんでたくさん考えたんですけど、10周年を迎えての新しいセットリストになったんじゃないかなと思います」
岡井千聖「℃-ute11年目で、℃-uteの日は10回目なんですよ。来年も頑張れるように、今年が踏み台になるように頑張りたいと思います」
――今回のセットリストは、’07年2月の初単独ライブと同じだそうですね。
矢島「10回も℃-uteの日をやらせてもらうということで、私たちも振り返ってみようじゃないですけど、初めての1stコンサートの映像を見て、自分たちで振り起こしとかもして、MCまで全部再現しています。昔から応援してくれている人には懐かしんでほしいし、最近ファンになってくださった方には、こんな時代もあったんだっていうのを新鮮な気持ちで見てもらえたらいいですね」
――この10年で印象的だった出来事と言えば?
岡井「やっぱり横浜アリーナかな? 6月11日、私たちの結成日の横浜アリーナは、今まで関わってくださった皆さんもつんく♂さんもそうですし、全ての気持ちを出し切りました。その日からまた新しい一歩を踏み出せたと思います」
――それでは、面白かったことは?
岡井「一昨年くらいに、つんく♂さんのお子さんが楽屋に来て『ズルい女』を歌い始めた時はびっくりしました(笑)」
萩原「お父さんいつも『シングルベッド』歌ってるよ、って言ってたね」
岡井「それを聞いた時は、さすがつんく♂さんの娘だなと思いましたね。こんな小さい子が『シングルベッド』を歌ってたときはちょっとビックリしたので。つんく♂さんは自分の歌を聞かせてるんだと思って爆笑しました」
――つんく♂さんがこの日発売した著書『「だから、生きる。」』の中では、ハロー!プロジェクトの総合プロデューサーを“卒業”したと明かしましたね。
矢島「今まで℃-uteもたくさん曲を書いてもらったり作ってもらったりしたので、またいつかつんく♂さんの曲もみんなで歌いたいねってよく話しています」
中島「なんだかんだ言っても、つんく♂さんは私たちのお父さんで、今もそのイメージが抜けないですね。これからも大きいお父さんの存在でいてほしいなって思います」
萩原「まだ一緒にいてほしいね」
岡井「卒業といっても、つんく♂さんに曲を書いてもらうのが一番だと感じているので、いつでも曲を書いてもらえるように頑張っていきたいです」
――10月28日発売のシングル『ありがとう~無限のエール~/嵐を起こすんだ Exciting Fight!』は、日本レスリング協会公認の選手団賛歌と応援ソングで、8月末には新潟県内の合宿を訪問し、吉田沙保里選手とも交流したそうですね。
鈴木「私は背中に乗ったり、お姫さま抱っこをしてもらいました! こんなに貴重な体験を私がしていいのかなと。そのときの動画の静止画を携帯の待受画面にしています。華奢であんなに小さな体なのに、軽々と持ち上げてくれたんです。いい匂いがしました(笑)」
――吉田沙保里選手の個人戦200連勝、世界大会16連覇にあやかって、℃-uteの今後の目標は?
矢島「ライブが大好きなので、ライブの回数で300回を迎えたいですね」
萩原「℃-uteってライブの欠席数が少ないんですよ。5人だから、絶対休んじゃいけないっていうのがあるのかな?」
岡井「そうなんです。ハロプロの中でも本当に休まないグループなんですよ。それを積み重ねていけたらいいですね」
全員「私たちも1位目指します。オリコン1位という“金メダル”を獲ります!」
今年で10回目となるこの日のイベントでは、’07年2月の初単独ライブと同じセットリストに挑戦。デビュー曲『桜チラリ』や10月28日発売の新曲『ありがとう~無限のエール~/嵐を起こすんだ Exciting Fight!』の初披露を含む17曲を歌い上げ、2000人のファンを熱狂させた。
ハロプロの精神的支柱となった℃-ute“初”の1位獲得となるか。
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【℃-ute Cutie Circuit 2015 ~9月10日は℃-uteの日~ セットリスト】
0.中禅寺ナキ子のテーマ曲&寸劇
1.JUMP
2.EVERYDAY YEAH!片想い
3.As ONE
4.ENDLESS LOVE~I Love You More~
5.即 抱きしめて
6.YES!しあわせ
7.SHALL WE LOVE?(矢島舞美・中島早貴)
8.会えない長い日曜日(岡井千聖・萩原舞)
9.サヨナラのLOVE SONG(鈴木愛理)
10.ミラクルルン グランプリン!
11.ちょこっとLOVE(中島早貴・鈴木愛理・岡井千聖)
12.乙女 パスタに感動(矢島舞美・萩原舞)
13.わっきゃない(Z)
14.タイムカプセル
15.桜チラリ
16.大きな愛でもてなして
17.まっさらブルージーンズ
~アンコール~
18.ありがとう~無限のエール~
19.嵐を起こすんだ Exciting Fight!
<取材・文/北村篤裕 撮影/西田周平(24dakun)>
『「だから、生きる。」』 思いも寄らない事態に直面したとき、人は何を捨て、何を選ぶのか──究極の生き方論 |
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