ほぼゴミのような雑品を貪欲に使い回して生活する人たち
―[あの商品の“意外な”使われ方]―
時として、決まりきった使用方法を無視して予想外の使い方をする人々がいる。果たしてこれらはイノベーションなのか、無謀な行為なのか? そんな「意外な使用方法」を集め、検証してみた。
◆ほぼゴミのような雑品を貪欲に使い回す驚愕発想
雑品を捨てられず、ため込む人は少なくないが、それらを活用できている人はそういない。一方、貪欲なまでに使う人も中にはいる。
「コンタクトのケースを小旅行の化粧品入れに使うと便利」(24歳・女)
「ゴム製の肩叩きをヘッドマッサージに使って薄毛対策」(45歳・男)
というリサイクル系があれば、
「賞味期限の切れた麺つゆに水と洗剤を入れると、コバエが取れる」(37歳・女)
との実用系も。麺つゆの発酵臭はコバエの大好物として話題になった活用法だ。
「携帯のカメラを使うことでリモコンの電池切れや故障を判定している」(26歳・男)。実際、携帯のカメラやデジカメを通すと、リモコンの赤外線の光が見える。この光が見えなければ、電池切れか故障の可能性が高い、ということだ。
いずれも整理整頓好きが聞いたら嘆きそうな事例だが……。
◆ビニール傘で⇒簡易ミストサウナその姿はかなりマヌケだが……
自宅の風呂がミストサウナに大変身? ただ傘を差して半身浴するだけだが、湯気が傘の内側にたまって、意外なサウナ感が楽しめる。
◆レシートの印刷面を⇒爪磨きに!
「レシートの印刷面で数回磨くだけで、爪がピカピカになる」(29歳・男)。印刷面には凹凸面が多く、インクの油分を含んでいることがその理由だというが、それ以前になぜそんなことをやろうとした!?
◆アルミホイルで⇒刃物が研げる!
二枚重ねにしたアルミホイルを切ると切れ味が良くなるというので実践したところ、確かに切れるようになった。この現象は切断時の物理・化学的変化でアルミホイルの一部が刃先につく「構成刃先」という現象によるもの。しかし、そのまま使い続けると切削面の状態が悪化するのであくまでも応急処置程度がいいそうだ。
◆保冷剤が⇒室内の消臭に効く!?
「未冷凍のジェル状の保冷剤を袋から出して皿の上に置くと、洗っても取れなかったカレーのキツい臭いがなくなった!」(35歳・男)。保冷剤の主成分・吸水性ポリマーの臭いを吸収する性質によるものだ。
◆どんぶりが⇒スピーカーに。旅先で便利かも
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=979699
スマホの音量を最大にしても物足りず、手近にスピーカーも持ち得ない状況。そんな時にはどんぶりや炊飯釜が使えるという。ドンブリの中にスマホを置くと、確かに音の響きが良くなっている! カップ麺の器でもなんとかなりそうだ。見た目は貧乏くさいけど……。
◆排水口のヌメリ取りで⇒トイレの輪ジミも除去
ぶら下げるタイプの排水口のヌメリ取りを、水洗タンクの手洗い排水口の下に置くだけで、カビの温床といわれるタンク内と水洗水が殺菌されるため大変キレイに。トイレ用洗剤にありがちな芳香剤が入っていないので、香り不要の人にはいいのかも。
※この特集は巷の声をもとに検証したものです、これらの使われ方を推奨するものでありません。
― あの商品の“意外な”使われ方 ― ハッシュタグ