更新日:2017年03月16日 19:21
エンタメ

小林旭激白「オレがヤクザとゴルフしたからって、誰が困るってんだよ」

小林旭

小林旭氏の人生を描いた単行本『不器用なもんで。』(金子達仁著)は絶賛発売中! 撮影/横山泰介

『仁義なき戦い』など多くの映画に出演し、重厚な演技で存在感を示してきた小林旭氏。先ごろ、ノンフィクション作家の金子達仁氏の手により、小林氏の波乱の人生を克明に描き出した単行本『不器用なもんで。』(扶桑社)が発刊された。  それを受けて、現在発売中の「週刊SPA!12月6日号」にて、プロインタビュアー・吉田豪氏が小林氏に話を聞いているのだが、これが刺激的な内容ばかり!  2008年、小林氏は後藤組の後藤忠政組長のゴルフコンペに参加したことを報道された。『不器用なもんで。』によれば、一連のバッシングにより日本プロゴルフ協会の名誉会長を辞任させられたり、コンサートのスポンサーが降りたことなどで6億円近い損失を被ったという。その件に対し、吉田氏が水を向けると「ダメージなんか受けるか、そんなもん!」と男気溢れる発言。  続けざまに「後藤の親分と一緒にゴルフやって何がいけなかったの? 誰が迷惑したの? ただゴルフしただけだよ。親分がゴルフ主催して、そこに俺も一緒にして、和気あいあいと仲良くゴルフして、ケラケラ笑って遊んでいただけで、何もそのゴルフ場で刃傷沙汰が起きたわけでもなきゃ。なんでもないよ」と、あっけらかん。  当然、話は最近施行された暴排条例に及ぶわけだが、「昔から日本には興行の世界があって、それがずっと尾を引いているんだから、そういうことを全部なくしちゃって、なんでもかんでも暴排条例だからって法律で縛ってゼロにするって、何でそこまでやらなきゃいけないんだって」と語った上で、警察に拳銃不法所持で捕まったときのエピソードを開陳している。  73歳にしてまったく枯れるところがなく、「今の日本社会は息が詰まるようだ」と語る小林旭氏の豪快なエピソードは上記の内容でもほんのさわり程度。ぜひ「SPA!」と『不器用なもんで。』にて、小林旭ワールドを堪能していただきたい。 文/週刊SPA!編集部
不器用なもんで。

銀幕の大スター・小林旭の波乱の人生を
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