中華人民共和国建国70年――日中関係をどうすべきか?
『中国に勝つ日本の大戦略』(育鵬社)で、長期的視点に基づき、日本がどうすればいいのか、を指し示している。
中華人民共和国建国70年を機に、日中関係における、日本の国益を守るための正しい選択とは何かを考える好材料となる。一読をおすすめしたい。
〈育鵬社編集部〉
北野幸伯(きたの・よしのり)氏プロフィール
国際関係アナリスト。1970年生まれ。19歳でモスクワに留学。1991年12月、現地でソ連崩壊を目撃する。1996年、ロシアの外交官養成機関である「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を、日本人として初めて卒業(政治学修士)。1999年、メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」(RPE)を創刊。「わかりやすい!」「面白い!」「予測があたる!」と話題になり、読者数が急増しつづける。RPEは現在、会員数58000人。業界最大手「まぐまぐ」の「ニュース、情報源部門」で日本一のメルマガである。また、2015年「まぐまぐ大賞」で総合1位を受賞。「日本一のメルマガ」と認定された。リアリズム大国ロシアの首都モスクワに28年滞在。アメリカや、平和ボケした日本のメディアとは全く異なる視点から発信される情報は、高く評価されている。2018年、日本に帰国。
著書に、『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』(草思社)、『隷属国家日本の岐路』(ダイヤモンド社)、『プーチン最後の聖戦』『日本自立のためのプーチン最強講義』『日本人の知らないクレムリン・メソッド』(以上、集英社インターナショナル)、『中国に勝つ 日本の大戦略』『日本の生き筋』(以上、育鵬社)などがある。
著者のメールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」
(http://www.mag2.com/m/0000012950.html)
中華人民共和国が建国70年を迎えた。
習近平国家主席にとっては、国家の威信を内外に示す絶好の機会であるはずだか、アメリカとの「貿易戦争」は収束に向かう兆しもなく、香港での「反中国」の動きも予断を許さない。
一方、日中関係について見てみれば、習近平国家主席の国賓としての来日が予定されるなど、一時の冷え込んだ時期に比べると、関係改善がなされたかに見える。
いったい中国はどうなるのか? 日本は中国とどう付き合えばいいのか?
28年間モスクワに滞在し、昨年日本に帰国した国際関係アナリストの北野幸伯氏は、著書
『米中覇権戦争の行方』 米中覇権戦争勃発! 日本は「戦勝国」になれるのか? それとも、また敗戦??? この本は、日本が「戦勝国」になるために書かれた本です。 |
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