HKT指原莉乃、映画監督デビュー作に「夢のよう」――NMB公開作は「香港国際映画祭」出品へ
HKT48にとって初のドキュメンタリー映画「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」が1月29日に公開初日を迎え、監督デビューとなった指原莉乃をはじめ、宮脇咲良、兒玉遥、田島芽瑠、朝長美桜、上野遥、坂口理子、矢吹奈子、田中美久が東京・TOHOシネマズ日本橋での舞台挨拶に登壇した。
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初監督作品として指揮をとった指原は「何か月間かの製作に励んだ作品をみなさんに見てもらえるのは、本当に夢のよう」と感無量の笑顔に。睡眠時間を削って素材の選定や編集作業に追われた日々を「大半が嫌な思いでした」と明かしつつ、「秋元(康)さんに『全部ダメ』と言われ、一からやり直しになった時は本当に嫌で、監督を辞めようと思った」と苦労を振り返っていた。また、本作ではシングルの選抜メンバーを決める会議にもカメラが潜入しており、指原は「その交渉が大変でした。秋元さんとしても、見せていいのだろうか? という一面だったと思うので、その交渉の結果をぜひ観てもらいたい」とアピールした。
また、今作でフィーチャーされている上野遥は、選抜経験がないなど苦労を味わってきただけに「劇場公演以外の仕事が久しぶりで、どんなにつらいことや悔しいことがあっても、毎日諦めずに努力していけば、見てくれる人はいる」と涙する場面も。この姿を見た指原は「実は、映画のタイトルが『頑張れ、上野遥』になりそうだった。秋元さんたちと案を出して、その候補の中にあった。それくらい印象的なシーンが多かった」と明かし、メンバーと客席を驚かせていた。
舞台挨拶の最後にはNMB48のメンバーも登場。彼女たちもHKT48の映画と同日に映画「道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48」が公開となり、HKT48のメンバーと壇上に用意されたくす玉を割ってお互いの作品のヒットを祈願をした。続けて行われたNMB48の舞台挨拶には山本彩、渡辺美優紀、白間美瑠、矢倉楓子、沖田彩華、渋谷凪咲、薮下柊、太田夢莉、須藤凜々花が登壇。イベントの終盤には、同作が第40回香港国際映画祭に出品されることがサプライズで発表され、メンバー全員が驚きを隠せない表情をみせていた。
過去にはAKB48、SKE48のドキュメンタリー映画がいくつも制作されているが、映画祭への出品は本作が初ということも明かされ、渋谷凪咲はニコニコした表情で「開いた口が塞がらない…」と驚きを表現していた。
<取材・文・撮影/北村篤裕>
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