女をホメる基本は事前情報をいかに仕入れるか
誰しも異性にホメられるのは嫌いじゃない。しかし、問題となるのはその方法。女性相手の場合、一歩間違えると逆効果になるなんてことも……。そんな悩みに応えてか、最近では「ホメ」をテーマにした本も多数出版されている。そこで今回は、「ホメ」に悩む男たちが、関連書籍で紹介されているノウハウをガチンコ実践! 果たして効果のほどはいかに!?
◆綿密な戦略のもと“高嶺の花”美人同僚&No.1風俗嬢を攻略!
【実践者】太田守さん(仮名)
現在、教育系企業に勤める35歳。結婚して6年になるが、現在奥さんとはセックスレス。以前から浮気願望があるものの、ホメ下手が災いして機会がない。また、風俗通いがやめられず、週に1回ぐらいお店に通っている
妻には内緒で、こっそり女のコと遊びたい。そんな願望を秘めつつ、結婚生活も6年目に突入。今回渡された『ホメ渡部の「ホメる技術」7』を読んでみる。なるほど。「ホメ」を使いこなせば、「既婚」のハンディも乗り越えられるかも?
本を読んだ翌日、社内の飲み会に参加。転職したばかりなので知らない人だらけだったが、初対面の他部署の30代美人と話が弾む。席替えで彼女の隣に座った僕は、【法則1:ホメる前に事前情報をしっかりと仕入れる】を実践!すると、彼女には長く付き合う彼氏がいるが、結婚の予定はなく倦怠期なことが判明。また会社では明るいキャラだが、女として扱ってもらえないことが不満のようだ。
そこで、畳みかけるように【法則6:ホメる意図を無理に隠す必要はない。堂々とホメるほど、ホメ効果は上がる】を繰り出してみた。「女として見られたい」という彼女の願望に応えるべく、「エロ」に焦点を絞り、「声がエロい」「唇がエロい」「二の腕がエロい」「箸の持ち方がエロい」とホメまくる。そのたびに「いやだー、もう」と嬉しそうに僕の足を叩いてくる彼女。これはイケるかも……。
翌々日、彼女がいる飲み会を聞きつけ参加。前回同様、彼女のエロさをホメ続けた。相手は、前回同様、終始笑顔を保ち続けていた。今度は、彼女がトイレに行こうとした隙に呼び止め、「君のことをもっと知りたいので一度セックスしませんか」と告げてみた。彼女は一瞬、酔いがさめた様子で「何言ってるの~」と僕のおでこをパチンとはじいて席に戻った。しかし、段々と効いている雰囲気が漂う。再度「さっきのお願い覚えてますか?」と一言。「……私はいいけどバレないよね?」と、もう別の心配を始めている彼女。飲み始めて90分。ここで僕の懸案事項も周囲にバレず、今夜、いかにしてコトを進めるかにシフトした。
さっそくの成果に気をよくした僕は、今度は行きつけの風俗店で、ナンバーワンの女のコを指名。かれこれ1年以上通い詰めて、口説いていたが、いつも断られていた。普段ホメられ慣れている彼女には、なかなか特別扱いはしてもらえない。
そこで、使ってみたのはまたも【法則1】。まずは事前情報を仕入れることに。会話を通じて、彼女が性に対して特殊な好奇心を持っていることに気づいたため、後日、その筋の名著『股間若衆』と『春画 片手で読む江戸の絵』を手渡すと「この本、読みたかったの!」とテンションは急上昇。その日は店で禁止されている聖水プレイを内緒でやってくれる戦果も!
さらに翌日、この前の出来事を踏まえ、【法則6】を実践。自分はほかの客と違い、彼女を一人の女性としていかに惚れ込んでいるかを熱弁。性への強い好奇心に対しても「若いのに物事をしっかり考えているよね。すごいよ」と素直に感想を述べておく。すると、彼女は「ありがとう」と妙にしおらしい雰囲気に。どうやら、見事に彼女の心にヒットした様子! 【法則6】は、段階を経てここぞというときに使う技術のようだ。しかも、この日の会話のおかげか断られ続けていたデートにも持ち込めた。
人をホメるときは、ただ単純にホメればいいというわけではない。段階と手順がすべてだと痛感した。
― 女を自在に操る[ホメる文法]の教科書【1】 ―
課題図書 『 ホメ渡部の「ホメる技術」7』 芸能界きってのホメ上手で知られる芸人・アンジャッシュの渡部建が執筆。ホメ上手になるための7つの技術が語られている |
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