なぜ今さら? 若者がカセットテープに注目する理由

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同レーベルで昨年リリースした京都の大学生デュオ「Hi, how are you ?」の「MINISTOPDIARY」は500本の売り上げ

 音楽はダウンロードして聴くスタイルが主流になりつつある現代。一方で、昔懐かしいカセットテープがブーム再燃の兆しと聞く。今さらカセットテープ?と思ってしまうところだが、カセットでのリリースに力を入れているインディーズレーベル「ZOMBIE FOREVER」の森幸司氏は言う。

「アメリカのインディーズレーベルやバンドが、カセットテープにダウンロードコードを付けて売る方法が流行っていて、日本でも音楽好きの人の間で徐々に注目が高まっています」

 このようにCDのおまけとしてカセットテープを付けたり、テープにダウンロードコードを付けたりするリリースが増えているそうだ。今年1月には、気鋭のレゲエバンド、TAMTAMが「謎のカセットテープ」をタワーレコードで無料配布したことも話題に。

「作り手側としては、自分で作れて500~1000円で売れるので、在庫を抱えず、身の丈に合った音楽販売ができるのが利点です。一方、聴く姿勢の違いもあって、カセットテープは頭出しできないので(※)、一曲一曲ちゃんと聴くんですよね。耳なじみいいノイズも温かみがあるし、一生同じ形で残るデータと違い、聴いた数だけ状態が変わるのも魅力です」
※編集部注:頭出しできるプレーヤーもあります

 また、若い世代にとっては、存在自体が新しく、「めんどくさいけど、カッコいい」そうだ。

 ちなみに、経済産業省の統計では、データ記録用磁気テープの生産量が’10年以降3年連続で増加中。震災後、データ保存用としての信頼性や、大容量化などから、磁気テープが見直されているという。

※現在発売中の『週刊SPA!』4/15発売号では、「’80~’90年代[懐かしのブーム]が再燃する理由」という特集を掲載中。エアマックスにミニ四駆、セーラームーンにサバゲーといったものが再び注目している理由を紐解いている。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

週刊SPA!4/22号(4/15発売)

表紙の人/剛力彩芽

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