みひろ「コンドーム先生になろうかな」発言に、ドキッ
アラサーちゃん 無修正』でゆるふわちゃんを演じ、テレビの前の多くの男を萌え死に寸前においやった、タレントのみひろさんのまたまたの発言が、これ。
「コンドーム先生になろうかな」
この発言は、世界エイズデーを前に、11月4日(土)、日本大学経済学部の学祭『三崎祭』で開催された『性のエチケット教室 コンドームとSTIサミット2014』で飛び出した一言である。
このイベントはコンドームメーカー・オカモトが運営するサイト「OKAMOTO SCHOOL」のリアル教室として2012年より開催。今年で3年目となるこのイベントに、みひろさんは第一回より出演。今年も、新宿二丁目『DOCK』の吉野ママ、ゲストの恋愛結婚評論家の池内ひろ美さんらとともに、イベントを盛り上げた。
まずは、「コンドーム選びの基準」「こんなコンドームがほしい」をテーマにした議論。「呼ばれたから来た」という、かなりカワイイ日大の女子学生から、「黒い色のコンドームがほしい。かっこよく見えると思う」という発言が飛び出し、会場がどよめく。
続いて、「1日の半分以上、コンドームのことを考えている」というオカモトの林知礼さんからのコンドームの話、エイズ予防財団の山崎厚司さんからのHIV/AIDSに関する基礎知識と国内の現状の話があり、慶応義塾大学の学生で中高生に性教育をする活動を行っている大島華奈さんの「妊娠の仕組み」の講義へと、イベントは進行。
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終始、明るい雰囲気の中、セックスと性感染症について語られていくのだが、会場がもっとも沸いたのは、みひろさんによるコンドームの正しい付け方実演。「アダルトビデオでもコンドームの装着シーンはないんですよね。つけ方はやっぱり練習してもらいたい」とみひろさん。このイベントでは恒例コーナーで、みひろさん自身、3回目の実演。手慣れた装着に吉野ママから「本当に3回目かしら~?」とのつっこみに、会場はさらに沸いた。
ともすると、アダルトグッズ的に捉えられるけれど、コンドームは薬事法に管理された「避妊及び性感染症予防の補助」のための“管理医療機器”。性感染症のひとつHIVについては、ひところに比べて、その議論はまったく盛り上がらないけれど、2013年の日本国内の新規感染者は1077件、エイズ患者は469件。ここ7年ほど高止まりしている状態で、日本は先進国では唯一、HIV感染者が増加傾向にある。来る12月1日は世界エイズデーで、今年のキャンペーンテーマは「AIDS IS NOT OVER」。HIVはカクテル療法の確立などで「死ぬ病」ではなくなったけれど、終わったわけではないし、HIVもSTIも決して、“他人事”ではないのだ。
「コンドームはクルマのシートベルトのようなもの。つけること自体は決して快適ではないけれど、自分と同乗者を守るもの」(オカモト/林知礼氏)
こんなイベントのように、性のことをそれぞれの立場からカジュアルに話せる場はやはり、大切なのかも。みひろさんのような“コンドーム先生”がいたら、いい生徒になる自信はあるのだが。 <取材・文/小山武蔵>
ドラマ『◆12月1日は国際エイズデー。今年のテーマは「AIDS IS NOT OVER」
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