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「動画を公開するな」タイに移住した人気YouTuberが“身の危険を感じた”体験。一見健全に見える店で…

世界中のスラム街や歓楽街を訪れ、そのリアルな様子を発信している旅系YouTuber「EXIT JACK」のマンペーさん(35歳)。タイ人モデルのヴィエンナさん(29歳)と結婚し、現在はバンコクで家族とともに生活を送っている。そんな彼が、これまでに経験した危険な出来事について語ってくれた。
マンペー

「EXIT JACK」のマンペーさん(35歳)

バンコクの“ぼったくりタクシー”で「50バーツのはずが50ドルに」

現在、約5万人以上の日本人が暮らすバンコクは一見安全な都市である。しかし、マンペーさんによれば、日常生活でも注意が必要な場面もあるという。 「普段の生活では大きな危険を感じることは少ないですが、移動時には気をつけています。バンコクの交通事情としては、道がとにかく混雑しており、事故も多いです。特にバイクタクシーは便利ですが、運転が荒いこともあり、怖いときがあります。家族での移動はレンタカーを利用しますが、バイクに割り込まれることもしばしば。ただ、タイ人らしく笑顔で会釈をすれば、すぐ道を譲ってくれることも多いですね」 また、旅行者にとって特に気をつけるべきは、“ぼったくりタクシー”の存在だともいう。 「数年前にナナプラザ(バンコクの歓楽街)近くでタクシーを拾った際、メーター料金が50バーツ(約220円)だったはずが、『50ドル(約7500円)だ』と言われました。歓楽街の付近にいるタクシーは、夜になるとメーター料金ではなく、“交渉制”になることが多いため注意が必要です」 

撮影した動画がお蔵入り

マンペーこれまでYouTubeの撮影を通して、数々の危険な目に遭ってきたマンペー氏。その中でも忘れられない出来事を聞いた。 「ナナプラザで撮影している際、『何を撮っていたんだ』と絡まれ、殴られそうになりました。相手は明らかにおかしく、薬物を使用している様子でした。また、パッポンのぼったくりバーでは、無料と言われたストリップショーの料金として日本円換算で1万円以上を請求され、拒否すると脅されました。そこで警察を呼ぼうとすると、ドアを閉められ『ヤクザを呼ぶ』と脅迫されました」 結局、2人で飲んだドリンク代の200バーツ(約900円)だけを払って事なきを得たという。 そんな様々なトラブルをくぐり抜けてきたマンペーさんが、バンコクで経験した「もっとも身の危険を感じたエピソード」とは? 「バンコクで表向きは健全なお店を撮影した際、後日、知人を通じて『お前が撮影したことは分かっている』『動画を公開するな』と脅迫されました。そこでは複数の違法行為が行われていたようです。さらに、僕の妻がタイ人であることも知られていたため、リスクを考えて動画の公開を取りやめました。一見健全に見える店でも、裏では何が行われているか分からないという怖さを実感しました」
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トルコの“夜の店”で26万円の請求
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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