更新日:2022年07月02日 09:17
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酒を飲んでも太らない[つまみの食べ方・選び方]

忘年会に、正月の宴会と、一年で最も太りやすい季節がやってきた。ちまちまとしたことを気にせず、気持ちよく飲んで食べて、それでも太らないちょっとしたテクニックを伝授しよう。正月休み明け、スマートな貴男に女たちはもうメロメロだ! ◆つまみの食べ方・選び方
唐揚げ

唐揚げにレモンは必須と決定! ついに「レモンをかけるか、かけないか論争」に終止符が打たれるのか!?

無理な節制はせず、食べ合わせで対抗するのがダイエットカウンセラーの伊達友美先生流。例えば、「唐揚げ」もレモン効果でヘルシーにいただく。 「揚げ物の問題点は酸化しすぎたよくない油を大量に取ってしまうこと。それがコレステロールの上昇や体脂肪を増やす原因に。レモンをかけると、クエン酸の働きで酸化した油を中和してくれます。ビタミンCや酵素も取れるので、消化や代謝を促し、体脂肪が蓄積されにくくなるのです」 また、消化を盛んにする効果が高いのは刺し身! 「刺し身は代謝を活発にするために必要な栄養素の筆頭であるタンパク質(アミノ酸)が豊富で、糖、脂肪、アルコールの代謝には欠かせません。生食なので、消化を助ける酵素も取り込めます。酵素は48℃以上に加熱すると壊れてしまうといわれていますので、生であることが大切なんです」
お刺身

旬の魚介類はタンパク質以外にも栄養が豊富。それがさらに代謝を高めるのだ!

納豆、味噌、キムチなど、発酵食品も酵素の宝庫。焼き肉の前菜にキムチを食べるのは、先人の知恵なわけだ。肉料理についてくる薬味、ニンニク、ネギ、ショウガなども消化力アップに貢献する。まさに食べ合わせのマジックだ! つまみは肉系か魚系、どちらかだけにするのもいい。 「肉と魚はアミノ酸の種類や組成が違うため、消化に必要な胃酸の酸度も異なります。両方を一緒に食べると、消化不良を起こしやすくなり、栄養素が吸収できずに排出されてしまう可能性がある。すると不足した栄養素を補うため更なる食欲が湧くことがあります」 さて、飲むと避けがたいシメの誘惑。いかにも太りそう……。ここでも、糖の吸収と代謝を考えるべし。 「ラーメンの前に野菜ジュースを飲めば、血糖値の上昇がゆるやかになり、ミネラルなども補えます。これが難しいなら、いきなり麵から食べないこと。粉物は血糖値を跳ね上げます。1口目を具やスープにするだけでも効果アリです」 なお、炭水化物は、小麦粉ではなく、ご飯類のほうがベター。 「小麦粉は体を冷やして代謝を下げてしまいます。パスタ、うどん、たこ焼き、お好み焼きなどの誘惑に負けず、雑炊やお茶漬けなどのご飯物にしましょう」
お茶漬け

酒のシメは、小麦粉よりも消化がゆるやかなご飯物がお勧め。汁によって脱水症状も解消。おにぎりと味噌汁でもOKだ

【つまみの食べ方・選び方7か条】 ●刺し身は脂肪を分解する酵素を含むのでマスト ●揚げ物にはたっぷりのレモン汁を搾ろう ●肉を食べるなら、先にキムチを食べて代謝を上げろ ●肉料理には薬味をプラスして燃焼させる ●炭水化物は、小麦粉のものよりご飯類をセレクト ●つまみは肉系か魚系どちらかに統一せよ ●シメのラーメンの前には野菜ジュースを飲め ― 年末年始 酒を飲んでも太らない裏技【2】 ―
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