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ガムを噛んで水分を出す!!  精神状態も崩壊するギリギリ減量

【プロボクサー編】
ガムを噛んで水分を出す!!  精神状態も崩壊するギリギリ減量


 相手と戦う以前に、自分の体重と格闘しなくちゃいけないプロボクサー。WBCとWBAでミニマム級王者を奪取した大橋秀行氏も減量では苦労したとか。

「一つでも下の軽い階級で戦えれば有利になる。チャンピオンになるため、中学生から28歳まで1日1食。引退して3食にしたら、30kgも肥えました(笑)」

 日常的に減量をするボクサーは軽い飢餓状態で脂肪を溜めやすい体質になっているので、簡単に体重は落ちてくれない。

「腹一杯食べて、指を突っ込んで吐く、なんてこともしました。それを続けてると、体が食物を受けつけなくなるんですよ」

 減量生活が長く続くと、精神状態も完全に崩壊。元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二は、飼っていた犬のドッグフードを無意識で食べてしまったとか。

「食べ物より辛いのが水分。ボクも夢遊病者のように、便所の水を飲んでしまったことがある。計量直前でまだ体重オーバーだと、ガムを噛んで唾液で水分を絞り出すんです。紙コップ1杯分で約200g減。最後は唾液も出なくなって、ガムが口のなかにへばりついて取れなくなる」

 大橋氏の現役時代は試合当日計量(現在は前日計量)だったので、ゴングが鳴るときには体も心もボロボロだったという。

「今は栄養学も研究され、昔より楽ですが、計画的に減量できる選手もいれば、それが嫌で試合直前に一気に落とす人もいる」

 当然、後者のタイプはどうしてもキツイ減量が必要になるが、「苦労せずに減量できるので利尿剤や下剤を使う選手もいます。ただし、試合中にあちこちの筋肉がこむら返りのように硬直して、まともに戦えないんです」

 禁断の方法だが、一度使うとクセになってしまうのだという。

「勝ちたい気持ちと試合までの期間限定だったので我慢できた。今やれといわれてもムリ。それでこんな体型なんですが(笑)」

【大橋秀行氏】
大橋ボクシングジム会長

’65年、神奈川県生まれ。現在、東日本ボクシング協会の会長と日本プロボクシング協会の副会長も務める。現役時代は「150年に1人の天才」と称された

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