ライフ

いま30代がこぞって移住する街「武蔵小山」の人気の理由。アクセス、買い物、子育ての“裏”三冠王

子育て:公園多し。品川区側が人気

 商店街とは反対側に位置する駅北側へ歩くと、林試の森公園へ数分で到着する。かつて林業の試験場だったこの公園は、多彩な樹木と自然が豊か。林間を抜ける起伏の多い散歩道は東京都心にいることを忘れさせてくれる。  平日は子育てママたちでいつも賑わっているのも納得だ。また、スポーツ可能な運動場もあり、子供を遊ばせながらママたちが食事を楽しめる「スキップキッズ」のような、子連れで食事を楽しめるお店の存在も嬉しいだろう。  また、東京の中でも子育てと教育の施策で常に注目を集める先進地区・品川区だけあって、各種子育て助成制度が整っている。その人気から品川区へ転居するファミリーが多いため、公立保育所への入所が、最近では難しくなってきているようだ。無認可保育所も他の区より整備されているので、無認可に預けて空きを待つのが一般的だとか。対して、目黒区は待機児童が23区でもワーストクラス。そのため、子どもが生まれてから品川区側に転居する夫婦がここでは珍しくない。 いま30代がこぞって移住する街「武蔵小山」の人気の理由を徹底解析。アクセス、買い物、子育ての“裏”三冠王 武蔵小山は東京随一の商店街と静かな公園で居心地はバツグン。高級住宅街と伝統ある下町のバランスのとれた街と言えるだろう。商店街を少し外れて歩くと、銭湯やセンベロとして有名な晩杯屋の本店も。一度訪れれば、その「穴場感」を実感できることだろう。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
1
2
3
おすすめ記事