電車で「足を広げて座る男性」にイライラしていると…“ガタイの良い高校生”に心のなかで拍手したワケ――仰天ニュース傑作選
2024年、反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表。「乗り物で腹が立った話」部門、仰天の迷惑行為の数々から第7位の記事はこちら!(集計期間は2024年1月~10月まで。初公開2024年6月21日 記事は取材時の状況)
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都心部に住んでいると、通勤や通学で電車を使うことが多くあり、移動の足としておなじみの存在。ただ、毎日のように使用している多くの人が乗車しているので、さまざまなトラブルに遭遇することもあるはず。
都内の化粧品会社に勤める弓木和恵さん(仮名・26歳)は、東京都で一人暮らしをしているOLで、会社は新宿にあるそうです。普段の通勤だけでなく、仕事でもさまざまな路線を使用しているそうです。
「生まれは東北の福島県で、普段の移動は基本的に自転車か親の車でした。大学まで福島にいたので、上京したときには電車であらゆるところに行けることに驚きました。いまでも乗り換えで戸惑うこともあるのですが、それよりいつ電車に乗っても混んでいるのには慣れませんね……」
なかでも乗客のマナーの悪さは、地方出身の弓木さんにはカルチャーショックだったそうです。
「地元の福島では、知り合いや顔見知りと乗り合わせる可能性が高いので、小さい頃から親にきちんと乗りなさいと教わってきました。なので、田舎ではあまりマナーの悪い乗客を見たことがなくて。でも、都心の電車に乗ると携帯で話している人とか、大音量でイヤホンから音楽が漏れている人、さらには出口付近で頑なに降りずトラブルになっている人などいろいろなおかしな人に出会う。多分、みなさんは電車に乗り合わせる人は一期一会なので、マナー違反をしても良いと思っているんでしょうね。地方出身のわたしから見ると異様な光景で、上京したての頃は本当に電車に乗るのが嫌で仕方なかったです」
都心の電車にあまり良いイメージが無い弓木さん。特に理解に苦しむのが、足を広げて他の乗客をブロックする「オラオラ座り」するオジサンだと話します。
「足を広げたり組んだり、座り方でマナー違反している人が多い印象です。しかも、いわゆる見た感じ悪そうな雰囲気の人ではなく、普通のサラリーマンなどでも、周りを威嚇するかのように座っている場合も……。混んでいる車内でわざとマナー違反をしている中年男性も多く、人間的な器が狭さを感じます」
地方出身者からすると都心の電車は「異様」
「足を広げて座る中年男性」にげんなり
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1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている
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