PC・スマホで「やりすぎると危険な行為」。性能アップどころかウイルスに感染!?
PCやスマホは必需品だけに、使い勝手を向上させてこそ「デキる男」――そう意気込むユーザーに向けて、処理速度アップやバッテリー長持ちを謳ったソフトが山のようにリリースされているが、「それらの中にこそ、危険なソフトが紛れています」と話すのは、PCやスマホの修理を扱う「スマホドック24」の齋藤隆氏。
「持ち込み案件で多いのは、『PC Mechanic2015』や『Uniblue Speed UpMyPC』など。PC上で謎の処理を続けるため、処理速度が著しく低下します。そして、それを解消するための課金を促してくるんです」
典型的なマッチポンプ! しかも、他の迷惑ソフトまで勝手にインストールしまくるため素人にはお手上げ。スマホでも同類のアプリが増加中とのことなので要注意。
また、ここ最近目立つのは“ランサムウェア”と呼ばれるウイルス。PCのデータを勝手に暗号化してしまい、「暗号を解除したければ金を出せ」と迫る。
「お金を払っても、暗号化が解除されるとは限らないのが困ったところ。一昔前のウイルスは、ハッカーが腕試し的に作ったのか、PCの破壊を目的としたものが多かったのですが、今やお金の搾取が目的に変わっていますね」
会社のPCがすべてやられて持ち込まれたケースもあったとか。
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