なぜ?風俗より安く愛人契約する25歳女性のリアル
週刊SPA!本誌でもたびたび取り上げてきた「愛人契約」の実態。だが今、その相場はイギリスEU離脱決定直後の世界中の株価に引けを取らない勢いで暴落中だという。バブルの頃なら「月50万円のお手当」すら当たり前だった愛人の世界だが、いまや「1発2~3万円」と言われる大衆風俗店よりもさらに下回る「1発単価」を生み出している下流愛人たちもいるというから驚きだ。では、その要因とはいったい何なのか? まず、現役愛人の生の声を聞いていただこう。
~ 石田かなえさん(仮名)の場合 ~
●25歳/コールセンター勤務/彼氏:アリ
●知り合った場所…友人からの紹介
●1発単価…2.5万円
「今のパパとは2年とちょっと続いてます。スナックを経営している50代の男性です」
こう答えるかなえさんは、17才の頃からのべ4人と愛人契約を結んできた凄腕女子だ。このパパとは、友人の紹介で知り合ったそう。
「キャバで働く友人がお客さんに私の写真を見せたら、『会わせてよ!』と猛プッシュしてきたそうなんです。その話を聞いて私も男性の写真を見せてもらったら、年齢の割にちょいワル風でカッコ良かったので会うことにしました」
会ったその日に『月に15万円でどう?』と愛人契約を持ちかけられたかなえさん。それから2年もの間、月に5、6回ほど会う生活を続けている。
「私、愛人であれ相手が人として好意を持てる人じゃないと嫌なんです。今のパパも当然、素敵だなと思ってますよ。そういう意味では、彼氏とデートしたりエッチするのと気分は変わらないですね」
そうは言いつつ、お金ありきの関係ゆえに気を使うことも多い。
「嫌われたらオシマイなので、会う時の服装とかメイクは、彼好みにしてます。あとは、あえてタメ語を使ったりして、友達とか兄妹みたいな雰囲気で接してますね。そのほうが彼も気楽だろうし、長続きするんじゃないかな」
さすがは4人のパパを渡り歩いてきたプロ愛人。月15万円のお手当はなかなかだが、6回も会えるなら単純計算で「一発2.5万円」という数字になる。この嬉しいホスピタリティーも契約を持続させる重要なファクターなのだ。 <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部> ハッシュタグ