【40代】サラリーマンが後悔していること
40代のサラリーマン100人に「今の自分の現状をみて、『40歳までにもっと頑張ればよかった』と後悔の気持ちはあるか?」とアンケートをとったところ、58%もの人が「もっと頑張れたと後悔している」と答えた。さらに、「40歳までに何を頑張ればよかったのか?」と重ねて問うたところ、以下のような結果になった。
■年収アップ
・転職 21%
・出世 20%
・起業 4%
■生活力向上
・貯金 9%
・運動 4%
そこからは、転職や出世願望など、現状をよしとはしていない40代サラリーマンの姿が浮かびあがってくる。しかし、「具体的に何をしていればどう好転したのか?」という問いについては、無回答が目立った。また、転職について「今の業界の景気が悪いから、もっと将来性のある業界で働けばよかった」(41歳・建設)、「プロパーよりも転職を重ねた人のほうが評価されている」(44歳・SE)など、漠然とした後悔の声も散見された。
これらのアンケートから推察するに、「40歳までに何かをしておかねければならないが、それが何かわからなかった」というのが本音なのではないだろうか。つまり、「何がわからないか、わからない」という状態だ。
『30代を後悔しない50のリスト』などの著作があるベストセラー作家・大塚寿氏は、「30代に最優先でやるべきことは実務能力を磨くこと」だと指摘する。「何でも気合で頑張るのではなく、強みを伸ばすことが重要。弱みは偏差値45くらいで放っておいて、強みを偏差値70にまで高めることが大事です」
またほかにも「一流に触れよ」「ネガティブ集団に入るな」と説く。……とここまでで書いておきながら申し訳ないが、続きは週刊SPA!12月26日発売号「40歳までに絶対やるべきこと厳選10」でご確認願いたい。前出のアンケートで「後悔はない」と答えた9%に入ってみたいではないか。
文/犬飼孝司(本誌) イラスト/もりいくすお
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