世界一きれいと言われる「日本の野外フェス」、外国人の目にはどう映った?
日本でもすっかり夏の風物詩となった野外フェスティバル。7月にはFUJI ROCKフェスティバルが20周年を迎え、今後もSUMMER SONICなど多くのイベントが控えている。
日本のフェスといえば「観客のマナーがいい」「ゴミが落ちてない」などと言われることが多いが、実際のところ外国人から見た日本の夏フェスはどう見えたのだろうか? とある大型フェス会場で話を聞いてみた。
「たしかに景色とか日本ならではの部分もあるけど、言われるほど会場が綺麗だとは思わなかったね。欧米のフェスティバルも全部がゴミまみれなわけじゃないよ」(アメリカ人男性)
日本の夏フェスはクリーンさもウリのひとつだが、ちょっと過大評価されているのかもしれない。
また、外国人客にとっては、日本人客の「装備」についてこんな声も。
「夏フェスなのに長靴・長ズボンの人が多いのにビックリした。あと(アウトドアの)ブランド物がスゴい人気みたいだね。チケット代が高いから、服まで買い揃える余裕はないよ」(ドイツ人男性)
たしかに外国人の客を見ると、ほとんどはTシャツに半ズボン。開催が山間部であればなおのこと「備えあれば憂いなし」としてしっかり装備しがちな夏フェスだが、強靭な肉体で乗り越えるのが海外スタイルなのか!?
一方、やっぱり聴衆の「聴き方」にはやっぱり高評価が。
「どのアーティストに対してもみんな優しいね。嫌いなバンドにブーイングしたり、野次を飛ばす人を全然見ない」(イギリス人男性)
「どんな曲でも大暴れする面倒な客がいない」(フランス人女性)
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