40代でガン発見。治療費は?入院期間は?【部位別10年生存率とステージ毎の状態】
【前立腺ガン】10年生存率
⇒【グラフ】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1179746
●ステージ1で発見 90%
触診では確認されず、前立腺肥大手術の際に見つかる程度の大きさ。外科手術に放射線療法を併用するケースが多い。入院期間は2~3週間。放射線療法には7~8週間の通院が必要。通院がネックではあるが、仕事は継続できることが多い。
*治療費 40万円前後
●ステージ3で発見 90%
ガンが前立腺から周囲の精嚢や膀胱の一部に浸潤している状態。外科手術に、ホルモン療法や放射線療法を併用する。治療期間は「ステージ1」とほぼ変わらないが、ホルモン療法等の副作用でフルタイムでの勤務が難しくなることも多い。
*治療費 200万円~
※「10年生存率」のグラフは、全国がん(成人病)センター協議会(全がん協)発表のデータよりSPA!編集部作成。診断年:1998~2002年、性別:男性、症例:全症例
※ジャーナリストの松沢直樹氏のコメントを基に作成。治療費は健康保険3割負担の場合。治療期間や費用はあくまで目安であり、症状により差が生じる。なお、高額療養費制度などを申請すると一定額以上の医療費の支払いが免除され、税法上の医療費控除を利用して確定申告すると、負担した医療費の一部が返還される
【松沢直樹氏】
ジャーナリスト。非正規、請負などの立場で働く人の労働組合「インディユニオン」執行副委員長として労働相談などのサポートに当たる。著書に『うちの職場は隠れブラックかも』(三五館)
― [40代でガン]の実態 ―
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